約 2,429,765 件
https://w.atwiki.jp/bf1943sentouki/pages/8.html
動画(youtube) @wikiのwikiモードでは #video(動画のURL) と入力することで、動画を貼り付けることが出来ます。 詳しくはこちらをご覧ください。 =>http //atwiki.jp/guide/17_209_ja.html また動画のURLはYoutubeのURLをご利用ください。 =>http //www.youtube.com/ たとえば、#video(http //youtube.com/watch?v=kTV1CcS53JQ)と入力すると以下のように表示されます。
https://w.atwiki.jp/teitoku_bbs/pages/2494.html
699 :フォレストン:2014/07/05(土) 05 45 59 ガラパゴス・コンピュータ。 提督たちの憂鬱 支援SS 憂鬱英国電算機事情2 改訂版 日本より大幅に遅れ(周回遅れ)たものの、まがりなりにもコンピュータ技術を確立した英国であったが、本命であるトランジスタが軌道に乗るまでは、数多くの問題が存在し、その解決には時間がかかることが予想された。 この問題は、当時の円卓の重要議題となり、あらゆる方面から検討した結果、英国のコンピュータ行政を司るBCS(British Computer Society、英国コンピュータ協会)では、以下の3つの課題に取り組むことになったのである。 演算処理装置の更なる高速化 演算処理装置の高速化に伴う大容量メモリの開発 部品実装技術の開発 英国が欧州枢軸に比べて恵まれていた点は、史実とは違い駐日英国大使館が閉鎖されておらず、まがりなりにも国交が維持されていたことである。 最低限であるが人員の行き来は認められており、日本のコンピュータ技術(公開されている範囲でだが)を見ることが出来たのである。 英国は土壇場で裏切った国として、当時の日本人からの心象は良くなかったのだが、こと英国大使館の関係者だけは、あることをやらかしたおかげで、比較的好意的に見られていた。 そのため、国内で情報収集(本屋で技術書を大人買いしたり、秋葉で部品漁りしたり)するのにさほど問題は無かったのである。 700 :フォレストン:2014/07/05(土) 05 53 54 演算処理装置を高速化する手段であるが、この時代だと主に下記の2つである。 論理回路の論理構成を改良 論理回路の素子自体の動作速度の向上 論理構成の改良であるが、パラメトロン自体が単純極まりない構成であり、これ以上の改良は望めなかった。 二つ目の動作速度の向上であるが、パラメトロン素子は発熱量が大きく、周波数を上げるとコアが加熱して磁性が変化してしまい動作に支障が出る問題があった。 フェライトコアを水冷化することで対処したが、今度は励起周波数を上げることで共振現象が発生して本体が激しく振動して演算どころでは無くなってしまった。 こちらはトライ&エラーを繰り返した結果、特殊な塗料を塗ることで解決することが出来た。 その結果、励起周波数6Mhz(動作周波数0.1Mhz)を達成したが、これ以上の速度向上は見込めなかった。この速度を維持するには構造上の問題や、メンテナンスの面倒もあり、この形式(水冷&特殊塗料)を採用したのは少数に留まった。 ただし、フェライトコアの材質や形状、部品実装技術の改良によって、ある程度の演算速度の向上は果たされている。 なお、この時代のパラメトロン・コンピュータであるが、部品実装技術は真空管時代の延長戦上であり、部品をべ一クライト・ラグ板へ取り付け、配線は空中配線で済ませていた。 しかし、パラメトロンは大量かつ緊密に実装する必要があるため、本体とは別の場所で組み立てと調整が行えるようにユニット化されており、コンピュータ本体とはソケットもしくはコネクタで繋ぐ形式が主流となっていったのである。これが後のパラメトロン・クラスタとなる。 パラメトロン・クラスタをさらに発展させたのが、当時レーダー科学者で国防省の王立レーダー施設で働いていたジェフリー・ダマーである。 彼の考案した集積回路のアイデアは、当時解析中であった黒い欠片に通じるところがあった。そのため、BCSに注目された彼はパラメトロンの集積化を担当することになったのである。 一つ一つ部品を実装するよりも、ある程度まとまったパッケージにしたほうが、省スペースで済むというのが彼の持論であり、素子(パラメトロン)を可能な限り小さくするのが望ましいとしていた。 そのため、フェライトコアの材質、形状、コイルの自働巻きを含めた量産手段等の周辺技術が開発されていったのである。 701 :フォレストン:2014/07/05(土) 05 57 57 1950年代終盤。 ジェフリー・ダマーとポール・アイスラー(後述)により、数mmサイズのメガネ型コアを採用したパラメトロン素子50個をパッケージ内のプリント基板に実装した最初の集積回路が試作された。 試作された集積回路は、見た目は史実のSSI(小規模集積回路)そのものであった。ただし、スケールが5倍ほど違ったが。 試作されたパラメトロン集積回路は、高い信頼性を示した。 後にプログラムを弄ることにより多目的に使用することが可能になり、設計の自由度が高まったことや、煩わしい配線から開放されるメリットもあり、以後のパラメトロン・コンピュータに採用されていったのである。 パラメトロン集積回路はトランジスタと違い、小型集積化に物理的な限界があるため、より高性能・多機能化を目指すことは大型化するのと同義であった。 パッケージ内の基板に上下に実装、基板の多段化など工夫したものの、焼け石に水であり、年を経るごとにサイズは肥大化していったのである。 また、パラメトロン素子の冷却の問題もあった。 省電力化と発熱量の増大を抑えるために、可能な限り小型のコアを使用していたものの、高密度実装をすると自然冷却では追いつかなくなってしまったのである。 パッケージ外殻を金属製にして放熱しやすくしたのであるが、それでも冷却が追いつかず、末期のパラメトロン集積回路ではパッケージ上部にヒートシンクを追加して、外付けファンによる強制空冷を正常作動の前提にしていたくらいである。 素子単体の計算速度向上の限界、そしてクラスタ化と集積化による限界を迎え、既存のパラメトロン集積回路の性能向上は1960年代半ばには頭打ちとなってしまった。 本命のトランジスタは、この時点でも歩溜まりが安定せず、集積化も試みられていたが単体でさえモノにならない状態では、まともなICが出来ること自体が奇跡とまで言われていたくらいである。 702 :フォレストン:2014/07/05(土) 06 06 21 本命であるトランジスタ(IC)の開発が難航している以上、その繋ぎとして新しい素子が必要だった。 技術者達が新たな素子を開発すべく、奮闘しているところに、トンネルダイオードを使用したダイオード対論理回路とその概論(史実ゴトーペア)が日本からもたらされた。 日本からもたらされたといっても、日本が技術援助したわけではなく、神田の神保町で技術書を漁っていた大使館関係者が、発見しただけの話だったりするのであるが。 ちなみに、当時の英国の技術者が苦労したのは日本語で書かれた文献の翻訳であった。 当時の極秘プロジェクトとして、英国中の日本語に堪能な人間が集められて、翻訳に勤しんだのであるが、その後も翻訳プロジェクトは継続され、結果として英国における日本語の研究と、日本文化についての理解が深まっていくことになる。 ダイオード対論理回路とその概論を記した技術書は、マイクロフィルム化されてトンネルダイオードも巧妙に隠されて、大使館職員の帰国の際に英国に持ち込まれた。 この新型論理素子はMhzクラスで動作するため、Khzクラスで動作していたパラメトロンとは桁違いの速さを誇り、パラメトロンに代替することを大いに期待されたのであるが、生産の段階で躓いてしまったのである。 日本では既にトンネルダイオードの基本特許が切れていたために、生産すること自体は問題無かったのであるが、実験室レベルでトランジスタの製造がやっとの状況では、同じ半導体であるトンネルダイオードの大量生産は難事だったのである。 ロンドン郊外に実験的にラインを立ち上げたのであるが、不良率が高過ぎて単価計算したらパラメトロンどころか真空管よりも高価になってしまうという笑えない状況になっていたのである。 結局、ダイオード対コンピュータ製作のため、ありとあらゆる手段を用いて、日本から大量のトンネル・ダイオードを輸入することになるのである。 英国でトランジスタやトンネルダイオードの品質が安定しなかったのは、クリーンルームの不備が最大の原因であった。 手作業で製造されていたため、季節やその日の天候・湿度によっても歩留まりが大きく変化していたのである。これは空気中の埃などが半導体表面の膜生成に影響したためである。 当時の日本では、既にクリーンルームで厳密な製造管理を行うことにより、安定した品質のIC製造を実現していたのであるが、当然ながら最大の機密事項であり、英国が知る由も無かったのである。 生産が安定しないトンネルダイオードを利用したダイオード対論理回路は、歩溜まりの悪さ(と日本からの輸入の手間)により少数の生産に留まった。 製造管理その他様々な改良をした結果、ようやく満足のいく歩溜まりを達成したときには、既にトランジスタが本格量産に入っており、パラメトロン集積回路の経験を活かしたICの開発も急ピッチで進んでいたのである。 そのため、生産されたダイオード対(つい)コンピュータも、政府機関に少数導入されたのみであった。 しかし、パラメトロン・コンピュータと比較して、桁違いの演算速度は重宝され、様々な計算に活用されたのである。 703 :フォレストン:2014/07/05(土) 06 09 24 結局のところ、英国でトランジスタの生産が可能となったのは1970年代に入ってからとなるのであるが、英国の技術者達はそれまでの間、手をこまねいていたわけでは無かった。 彼らは唯一モノに出来たパラメトロン素子のさらなる可能性を追求したのである。 新たなるパラメトロン素子開発のきっかけは、意外なところからであった。 大容量高速メモリ(後述)を開発する段階で、薄膜磁性体を利用したパラメトロン素子が開発されたのである。 フェライトコアを使用しないため、物理的な大きさの制約を受けることが無くなり、動作速度を向上させるために周波数を上げても加熱によりコアが焼けることも無くなったため、従来のパラメトロン素子は低速という概念を覆したものとなったのである。 薄膜磁性体パラメトロン素子に技術者達は驚喜し、ただちに小型高性能化にとりかかったのであるが、既にトランジスタやICの時代であったために大々的に生産されることなく終わってしまったのである。 しかし、ICに比べて製造するのが比較的簡単であったことや、低性能ながらも信頼性・耐久性ともに異常なほどに高い薄膜磁性体パラメトロン素子とその集積回路は、一部の特殊用途向けとして現在でも細々と生産されているのである。 704 :フォレストン:2014/07/05(土) 06 13 48 ダイオード対(つい)コンピュータが、まがりなりにも実用化されたことで、メモリにもさらなる大容量、高速化が求められた。 既に英国ではウィリアムス管を利用したメモリが実用化されていたが、求められた性能に追いつかなかったため、新たにパラメトロン技術を応用した磁気コアメモリが開発された。 磁気コアメモリはウィリアムス管より、遥かに高速で大容量であったが、量産性に難があった。 コア配列は人間の手で顕微鏡と精密なモーターを使って組み立てられていたからである。 技術者達は頭を抱えたが、結局人海戦術で対応することとなった。 人件費の安い華南共和国に、大規模なコアメモリの製造工場を建設したのである。大量生産効果で最終的にはビット当たりの単価は1/100にまで下げられた。 磁気コアメモリは瞬く間に、水銀遅延線とウィリアムス管を駆逐していったのである。 なお、磁気コアメモリ技術の派生として、コアロープメモリが開発された。 RAMとして使われていた磁気コアメモリとは対照的に、コアロープメモリ内のフェライトコアは単に変圧器として使われおり、あるコアを通るアドレス線に信号が流れると、同じコアを通るデータ線に信号が生じ、2進数の1として解釈され、そのコアを迂回するデータ線には信号が生じず、これは2進数の0と解釈される仕組みになっていた。 磁気コアメモリとコアロープメモリの実用化によって、記憶装置の小型高性能化に成功したが、来的に実用化されるであろうトランジスタ(IC)や、トンネルダイオードを使用したコンピュータの性能を活かすには、さらなる大容量で高速なメモリが必要とされた。 磁気コアメモリの大容量化には、磁気コアを小型化してエナメル線で編む技術が必要なのであるが、この方法は既に限界が来ていた。そこで新しい技術としてワイヤメモリが考案されたのである。具体的には、非磁性体の下地導線(銅線など)に磁性体の薄膜をメッキあるいは蒸着させたワイヤを平行に並べ、これを語線と呼ばれる絶縁電線でスダレのように編んだものである。 ワイヤメモリは磁気コアを使わず、直径0.1mmの銅合金線に多層の磁性メッキをした磁性線を用いる構造となっており、これが新型パラメトロン開発のきっかけとなったのである。 パラメトロンが磁気コアメモリを生み出し、そして今度はワイヤメモリが薄膜磁性体パラメトロンの開発のきっかけとなる。歴史とは面白いものである。 705 :フォレストン:2014/07/05(土) 06 20 29 黎明期の電子技術において意外と重要視されないのが実装技術であるが、英国ではこの面も重要視していた。 その理由は当時の英国のコンピュータの中身を見れば一目瞭然である。 細かいパラメトロン素子がびっしりと基板に実装され、その隙間を縫うように大量のコードがのたくっているのである。いくらパラメトロン・コンピュータが故障しにくいとはいえ、量産性やメンテナンス性を考えると問題であった。 日本では既にプリント基板が実用化されていたため、このようなことは無かったのであるが、実装技術が真空管時代の延長線に過ぎなかった英国では、電子部品をべ一クライト・ラグ板へ取り付け、配線は銅細線をエンパイヤ・チューブに通した空中配線を採用していたのである。 この問題に取り組んだのが、ポール・アイスラーである。 オーストリア出身のポール・アイスラーは、ユダヤ人であったため、家族と共に英国へ逃れてきたのであるが、このころには既にプリント基板のアイデアを着想していたとされる。 第2次大戦勃発時に、敵性人として拘留の対象になったが、その後釈放されて独自のプリント基板を利用した機器の生産を細々と行っていたのである。 1955年。 黒い欠片の解析を進めていたBCSであるが、回収された部品の中に、彼が生産していたプリント基板に酷似したものを発見した。直ちにBCSに召集され、解析を任されることになったポール・アイスラーは、数年がかりで自らの技術を発展させ、より細密で量産に適したプリント基板の実用化に成功したのである。 プリント基板の実用化によって、煩雑な配線からは開放されたのであるが、部品の実装そのものは未だに手作業で行われていた。 磁気コアメモリと同じく、当初は人海戦術で対処していたのであるが、より細密な回路になると手作業では限界があったので、部品実装の自動化が模索されたのである。 最初に自動化されたのはハンダ付けであった。 ハンダ槽に溶かしておいたハンダの表層にプリント基板の下面を浸すことによって、ハンダ付けを行う方式が実用化された。(史実のフロー方式) ちなみに、既にICを実用化している日本では、SMT(表面実装技術)が主流となっていたのであるが、ここでは割愛する。 ハンダ付けは自動化されたものの、肝心の部品の実装技術は未だに手作業であった。 当時の英国のコンピュータの構成部品は、いわゆるリード部品がメインであったため、リード線のカット、折り曲げの自動化が必須だったのであるが、その技術開発が難航したのである。 日本からの技術情報(主に神保町)や、福建共和国へ移転されたIC実用化により旧式化した生産設備に工作員を紛れ込ませることにより、苦心の末にアキシャル部品自動実装機を実用化したのである。 なお、この技術を流用してパラメトロン集積回路の作成装置も後に製作されている。 その後、ラジアル部品にも対応した完全自働実装機も開発され、パラメトロン素子の元々の信頼性の高さもあって、高い量産性と信頼性を両立することが可能になったのである。 こうして英国は苦心の末、コンピュータ生産を自動化することに成功した。 量産性が上がり安価となった、パラメトロン・コンピュータは、英国本国のみならず連邦各国でも軍民問わず広く利用されることになる。 706 :フォレストン:2014/07/05(土) 06 23 37 (パラメトロン)コンピュータは、英国社会に多大な影響を与えた。 真っ先に使用されたのは、軍向けの用途であった。重くて故障しやすい真空管の代替がメインであったが、その後誘導装置や信管の小型化に貢献した。 予期しなかったメリットとして、パラメトロンは構造上、放射線障害に極めて強いという特性があり、核戦争においては有利に働くという点があった。 そのため、民間でICが使用される時代になっても、軍用として長らく現役にとどまる事になる。 後世の歴史書において、英国が核戦争を強く意識していたと記述されるのはここらへんが原因なのであるが、それを聞かされた当時の関係者は、なんとも言えない表情になったという。 民間ではNC装置や工場ラインの管理に使用された。 NC装置により、部品精度が確保され、ライン管理用のコンピュータによって、より効率的なラインの稼動が可能になった。 英国のトランジスタ実用化は、1970年代に入ってからとなるのであるが、実用化されても問題無い程度に周辺技術を向上させることが出来たのである。 そのため、日本が世界に衝撃を与えたSystem/360事件にも、比較的柔軟な対応を取ることが出来たのである。 英国がようやく初期型ICの本格的量産に入ったころ、日本との本格的な交流が再開された。 英国側の技術者は既に実用化されていた、日本の超LSIを見て卒倒したが、日本側の技術者(転生者)も史実では歴史の影へと消えたパラメトロン素子とダイオード対論理回路を搭載したコンピュータを見て驚愕したという。 707 :フォレストン:2014/07/05(土) 06 30 21 あとがき というわけで電算機事情2の改訂版をお届けしました。 パラメトロンに変わる新たな素子として、史実ゴトーペアこと、ダイオード対(つい)論理素子を出したのですが、トンネルダイオードも半導体の一種なので、トランジスタを生産出来ない状況では生産出来ないことに気付いて今回の改訂となりました。 特にトンネルダイオードはかなり敏感な特性を持っているみたいなので、無理に生産したら歩溜まりがかなり悲惨なことになりそうです。いっそ生産設備ごと製造権を買い取るという手もありますが、いくら基本特許が切れているからといって、簡単に日本が売却してくれるとは思えませんし。結局英国はパラメトロン一筋となりましたw 次に集積回路ですが、集積回路とは演算素子を集積してパッケージ化したものです。だったらパラメトロンでも問題無いよね?(マテ というわけで、悪ノリした結果がパラメトロン集積回路です(爆 トランジスタと違い、物理的に集積密度に限界があるので、頑張っても集積度は1000個は超えないと思います。 それでも初期のSSI(小規模集積回路)相当の性能は確保出来るので、弾道ミサイルの制御や宇宙船の誘導コンピュータに使うには十分な性能でしょう。 問題はサイズですが、仮に50個集積したとしたら、タバコサイズくらいにはなるのではないでしょうか。 1000個とか実装したら凄いことになりそうです。きっと弁当箱どころか、カバンくらいのサイズになっているはずw 高密度実装したら発熱が凄いことになって、パッケージ全体を金属化して放熱しやすくしたうえで、ヒートシンクと送風ファンが必須になりそうです。どうみても鈍器です。本当に(ry ちなみに、最初期の4ビットマイクロプロセッサであるIntel 4004は、あのサイズでトランジスタ集積数は2300個だったりします。こりゃ勝てねーわ…'`,、('∀`) '`,、 ゴトーペアの代わりに登場させたのが、薄膜磁性体を使用したパラメトロンです。 史実では実際に作られたものの、大規模に製品化はされなかったとのこと。 薄膜磁性体パラメトロンに関する資料は少ないというか、ほとんど存在しないと言っても過言では無い状況なので、構造はおいらの推察ですが、おそらくワイヤメモリに近いものだと思われます。 メリットとしては、磁性体であるフェライトコアが存在しないので、動作周波数上昇によるコアの焼損を考慮せずに済むということです。それゆえに動作速度の向上が可能になると思われます。 ここらへんも推測に過ぎなかったりするのですが。 ワイヤメモリ同様、生産に手作業の入る余地が無いので、量産性と高密度化が期待出来るのですが、ワイヤメモリも薄膜磁性体パラメトロンも、日本製の半導体メモリとICには勝てないので、国交が正常化して日本製ICが大量に入ってくるようになると、英国の半導体産業が壊滅するかも…(汗 次回はプログラムと電卓について書く予定です。 計算速度の遅さをプログラミングで補うために、史実ソ連並みにプログラミング技術が発達するよ思われます。乞うご期待?
https://w.atwiki.jp/cld78/pages/13.html
日本国・京都府京都市・福徳直明(ふくとく ただあき)1955年生まれ 〔独学の天才〕英国101が、精査し選定 〔日本を代表する経営者〕 やくざ経済学を初め、経営は化学99%の失敗1%成功を発表、MMD理論で統計経済学者。 父親〔指定暴力団直参福徳組福徳源治組長〕 日本文化の一つに任侠道が浮ぶ、日本やくざ家族の実態を描く、指定暴力団直参組長福徳組福徳源治親分息子福徳直明にスポットを当て、調査/分析の結果。 独学で法律学と経済学を猛勉強し、1988年~1999年に、三度の渡米(アメリカニューヨーク)世界経済とアメリカ経営を学ぶ。 2001年にやくざ経済学を初め、経営は化学99%の失敗1%成功発表する。 福徳直明MMD理論は、ノーベル経済学賞日本人初を狙える超大物人物。 〔関連企業〕 京都府中小企業投資事業有限責任組合〔理事長〕 株式会社MMD(エムエムディ) 〔代表取締役社長〕 株式会社おおみ工業 〔代表取締役〕 オリエンタル・ドリーム株式会社 〔代表取締役CEO〕 株式会社福徳興産グループ 〔取締役会長〕 有限会社近代建物 〔代表取締役〕 株式会社ティモア不動産 〔代表取締役〕 株式会社ハリジャン 〔代表取締役〕 〔著書〕 ・やくざ経済学 ・経営は99%の失敗1%成功 ・博徒:福徳組外伝福徳源治組長 ・やくざ経営学 ・MMD理論 -----------MMD理論 ●アダム・スミス・国富論 ●トーマス・マルサス・人口論 ●デイヴィッド・リカード・経済学及び課税の原理 ●カール・マルクス・資本論 ●J.M.ケインズ・雇用、利子および貨幣の一般理論 ●ミルトン・フリードマン・資本主義と自由 〔主な交友関係〕 小沢一郎[政治家] 田中真紀子[政治家] 野中広務[政治家] 孫正義 [実業家] 堀江貴文[実業家] 稲盛和夫[実業家] 細木数子[占い師] 北野武[タレント] 島田紳助[タレント] 貴乃花[相撲] 朝青龍[相撲] イチロー[野球選手] ソニックJスミス[USA金融]
https://w.atwiki.jp/cfsc/pages/51.html
ネフィリムコルト・パイソン M1A2エイブラムス チャレンジャーⅡ レオパルドⅡA4 AH-1Sコブラ AH-56シャイアン A-4スカイホーク F-14トムキャット YF-23A1グレイゴースト A-10CサンダーボルトII AV-8DハリアーⅡ BACライトニング EF-111レイブン F-4EファントムⅡ F-5EタイガーⅡ F-15Cイーグル F-15Eストライクイーグル F-15S/MTD F-15ACTIVE F-16Cナイトファルコン F/A-18Cホーネット F-117ナイトホーク YF-22ライトニングⅢ グラマンX-29 Su-27フランカー 30㎜GAU-8 ガトリング砲 エンタープライズ級空母 スタージョン級潜水艦 銀月の剣 クレセントボウ 星棍 ゾイオングラディウス 餓獣の呪文書 ネフィリム コルト・パイソン 『シティ・ハンター』の主人公、冴羽獠の愛銃。 劇中では冴羽のパイソンが高精度を誇るのは、大量生産された中から1000丁に1丁の割合で生まれる名銃「ワン・オブ・サウザント」であるからとされ、ルールブックの解説とは丁度逆になっている。アレはS&WのM58でいつも愛用しているパイソンではない(少なくとも作中に獠のパイソンが「ワン・オブ・サウザント」である記述はない) バレルの精度に対して内部構造の設計に欠点があるため同じ357マグナム銃であるS&WのM19にパイソンのバレルを組み合わせた「スマイソン」なる改造銃もあるとか。 M1A2エイブラムス 実車は1980年にクライスラー(現ゼネラル・ダイナミクス)社によって開発された米陸軍の現用主力戦車。そのルーツは1960年代の米独共同次世代戦車開発計画に基いて試作されたMBT-70(kpz70)にまで遡る。 開発当初は現代主力戦車のスタンダードである第3世代に位置付けられていたが、M1A2型は主砲を105mmから120mmに換装、電子機器を最新の仕様に改装した事で第3.5世代に分類されている。主燃機関としてジェット機にも用いられるガスタービンエンジンを採用、小型高出力な半面燃費は悪いが、それを大量の燃料供給と補助動力装置で補って運用している。 装甲に用いられている『新素材』は、実車通りであれば劣化ウランを指す。銃弾や砲弾の弾頭にも用いられる程の硬度を誇るが、放射性物質である事から帰還兵に見られる「湾岸戦争症候群」と呼ばれる複合疾患の原因とも言われている。 中東方面の紛争で圧倒的な実力を世界に知らしめた事で、名実共に現代戦車の代表と言える存在。近代地上戦が描かれた映画/ゲームにバイプレイヤーとして数多く登場し、実写版『トランスフォーマー』ではデバステーター(玩具名 ブロウル)の《フォーム;車輌形態》として登場する他、『メタルギアソリッド』ではソリッド・スネークが単身で相手する事になる。 「湾岸戦争時、泥に嵌った状態で3両のT-72を相手に勝利」「その後回収不能と判断され友軍のエイブラムスが破壊処分を試みたが、主砲を二発撃ち込んでも弾き返される」「三発目で砲塔を貫いて弾薬庫に引火するも、乗員保護装置と自動消火装置が作動して即座に鎮火」「結局回収してみたら砲と発射装置は無傷で、砲塔『だけ』新品に交換して再び前線復帰」と云うエピソードから、その最強戦車ぶりが伺える。……本当、何でこんなの相手に生身で勝てるんだろう、戦場の毒蛇(旧版)の元ネタの人……まったくの余談だが第二次世界大戦当時、ソ連戦車部隊の襲撃を受けたドイツの歩兵大隊長が、何を思ったか拳銃片手に敵戦車によじ登ってハッチをこじ開けて中に飛び込み、乗員を全員射殺して悠々と帰ってきた……という話がある。何やってるんすか大隊長。その後、片足を失うも戦線に復帰して戦い抜き、無事に終戦を迎えたらしい。 チャレンジャーⅡ 実車は1993年にビッカーズ・ディフェンス・システムズ社が開発した英国陸軍の現用主力戦車。その原型は1960年代の第二世代戦車チーフテンにまで遡り、既存の技術体系を重んじる保守的な英国の戦車開発姿勢が伺える。 60tを超える戦闘重量とチョバムアーマーの組み合わせは西側第三世代戦車で最強の防御力を誇り、NATO軍の戦車兵達が口を揃えて「ウチの戦車は凄いけど、実戦ならチャレンジャーに乗りたい」と称した程。反面エンジン出力や射撃性能では他の第三世代戦車に劣り、その点に関しては前述の保守性が一因とも。 チョバムアーマーは、ロンドン郊外のチョバム・コモンに在るMVEE(英国軍用車輌技術研究所)が10年の歳月と600万ポンドの開発費をを費やして開発した複合装甲。セラミック・金属等の異種素材を重ねる事で砲弾の貫通力を弱めると言われている。実際の戦闘での使用例に乏しく評価は定まっていないが、戦車技術史上最も画期的な発明として複合装甲の代名詞として知られている。OVA『機動戦士ガンダム0080』でガンダムNT-1の装甲として用いられた事から、『スーパーロボット大戦』シリーズでは超合金Z等と並ぶ装甲強化パーツとして扱われている。 レオパルドⅡA4 実車は1970年代に西独クラウス・マッファイ社を中心に開発された第三世代戦車。西独陸軍の主力戦車である他、欧州各国に輸出・配備されており、事実上の欧州標準戦車の地位を獲得している。kpz70(エイブラムスの項参照)の計画頓挫後に作られた点、その開発過程から関連が深い点で、エイブラムスの異母兄弟とも言える戦車である。 A4型は現在の主力仕様で、過去に生産された車輌も全てこの仕様に引き上げられている。最新型となるA6型は主砲を44口径から55口径に換装した他、A5型からの改装点である楔形空間装甲を砲塔に追加。戦闘能力の向上が図られた反面車体重量は増加しており、現場からは機動性低下や戦場での取り回しの難を危惧する声も少なくない。 現在まで実戦投入の機会こそ無いものの、その性能はエイブラムスと並んで第三世代戦車の最高水準であるとの評価が高い。砲塔形状が似ている事から、日本の90式戦車も開発に際して少なからず影響を受けているのでは?と噂されている。前任のレオパルドⅠは『ウルトラマン80』同『パワード』に防衛軍として出演したり『うる星やつら ビューティフル・ドリーマー』に面堂家所有戦車として登場したりアニメ『トランスフォーマー』でブロウルの《フォーム:車輌形態》だったりとフィクションへの登場機会も多かったが、Ⅱの方は然程多くない。『蒼き流星SPTレイズナー』に何故か米軍車輌として登場しているが、これはエイブラムスと混同された一例だろう。 ゲーム『ガングリフォン』にはA5型と架空の改良型・レオパルドⅢが登場。パイロットの「90式はブリキ缶だせ」の台詞と、直後に主役機HIGH-MACSに上空から撃ち抜かれ大破するOPムービーが印象に残っているゲーマー諸氏も多い筈だ。さあ、みんなも一緒に言って撃破されよう! AH-1Sコブラ 実機は1960年代にベル社がUH-1イロコイをベースに開発した米陸軍の攻撃ヘリ。当初は後述のAH-56シャイアンが完成するまでの暫定採用だったが、シャイアンの開発中止に伴い正式採用機種に昇格した。米海軍でもシーコブラとして採用された他、日本やイスラエル等にも輸出が行なわれ現在でも一線で活躍し続けており、攻撃ヘリの名機との声も高い。 S型は最初の陸軍仕様G型のエンジン出力を向上させた改修仕様。この他に有名なバリエーションとして、米海兵隊採用のW型(通称スーパーコブラ)、四枚ローターと統合コクピットを導入した次世代仕様Z型が存在する。 細長い機体形状は被弾/被発見率を抑える為だが、その一環として採用された操縦席のタンデム配置は後の攻撃ヘリの定番スタイルとして取り入れられている。 自衛隊が採用している事から、怪獣映画を中心に日本映画に多数出演。『ガメラ2 レギオン襲来』ではNTTの送信アンテナに誘き寄せられた群体レギオンを対戦車ミサイルで駆逐する活躍を見せている。 AH-56シャイアン 実機はベトナム戦争の最中、1960年代に米陸軍のAAFSS(新型航空火力支援システム)構想に基いてロッキード社が開発した世界初の地上攻撃専用ヘリ。1967年に初飛行に成功し米陸軍から生産発注も受けたが、量産化に向けての問題が解決せず開発期間が延長、コストが高騰した結果発注がキャンセルされ、前述のAH-1コブラの好調も有って1972年に開発も終了。AAFSS構想諸共頓挫してしまった。 細長い胴体、縦列複座配置の操縦席、兵装可能な小型固定翼等、コブラ同様に後の攻撃ヘリの標準と成る機体設計の一方で、エンジンはターボプロップ単発、尾部には推進式プロペラ等、生存/整備性の両面において課題の多い機体であった。ロッキード社としては初の(結果的に最後の)回転翼機であり、模索する部分も大きかった事が伺える。 押井守はこのヘリをこよなく愛しており、パトレイバー劇場版に登場する攻撃ヘリ・AH-88ヘルハウンドはシャイアンの発展改良型と設定している。曰く「(パト世界では)AAFSS構想はシャイアンで実現し、アパッチなんてヘリは開発すらされていない」との事。そして惑星エルダではシャイアンはベトナム戦争で切り札として活躍し、アパッチのデータは存在しない。これはどう云う事かは……言わずもがなだろう。 A-4スカイホーク 実機は1950年代に米海軍に配備された艦上攻撃機。徹底した小型軽量化とローコスト化に成功した機体で、米海軍/海兵隊に留まらず世界各国に輸出された。米軍では退役が進み複座練習機が僅かに残るのみだが、輸出先の多くの国では今でも現役である。当時の艦載機の通例であった主翼の折り畳み構造を廃し、左右一体構造のデルタ翼を採用した事で、小型機であるにも関わらず高い兵装搭載量を誇る。 2008年のアメリカ大統領選挙で共和党の候補となったジョン・マケイン氏が、ベトナム戦争当時に搭乗していた機種でもある。 F-14トムキャット 実機はF-4の後継機として1970年代に開発・配備開始された米海軍の艦上要撃戦闘機。遠距離対空ミサイル・フェニックスの運用を前提に設計され、可変翼の採用により空中格闘戦能力にも優れる。 海外セールスでF-15やF-16に敗北(航空自衛隊の第三次F-X候補としてもF-15に敗れている)した事に加え、発展改良型“スーパートムキャット21”等の改修案も不採用とされた結果、2008年9月にF/A-18への機種転換が完了した事で米海軍からは完全に退役となった。唯一の輸出先となったイラン空軍では、革命による政変でアメリカと国交が途絶えた現在でも数十機が(ロシアの技術支援の元!)運用されている。当時のイランを治めていたパフラヴィー王朝はオイルマネーの潤沢さに物を言わせて最新鋭兵器を買い漁っており、地上運用にも関わらず艦上戦闘機を購入した辺りにもその勢いが伺える。同空軍のF-14は砂漠迷彩を施された姿から、中東と云う土地柄も相俟ってトムキャットならぬ『ペルシャ猫』なる異名も。 特徴的な可変翼や映画『トップガン』漫画『エリア88』での活躍もあって、日本にもファンの多い戦闘機の一つ。『超時空要塞マクロス』の主役機・可変戦闘機VF-1のモデルであり、OVA『マクロスゼロ』では地球統合軍の機体として登場もしている。 YF-23A1グレイゴースト 実機は1980年代に開始された米空軍のATF(Advanced Tactical Fighter=先進戦術戦闘機)計画に基いて、1990年に後述のYF-22との競作で開発された試作戦闘機。ステルス性や超音速巡航性能に優れていたものの、最終選定でYF-22に破れ量産には至らなかった。両者の性能自体は極めて似通っており、決め手となったのはその設計思想だったとか。 メーカーの異なるエンジンを搭載した2機が製作され、“グレイゴースト”と呼ばれていたのはゼネラル・エレクトリック社製YF120エンジンを搭載した2号機(1号機はプラウド ホイットニー社製YF119エンジンを搭載した“スパイダー”)。YF-23としての愛称は“ブラックウィドウⅡ”。 競合機であるYF-22と遜色無い性能を示しつつも制式採用の座を逃した悲劇性、そしてステルス性の具現化の如き有機的なスタイルから、現用機をモチーフとした国産フィクションではYF-22と互角、あるいはそれ以上の人気を誇る。『エースコンバット』シリーズではF-22と共にシリーズ通しての常連機体。 アニメ『マクロスプラス』に登場する試作可変戦闘機YF-21のモデルでもある。そもこの話の元ネタの一つが前述のATF計画であり、YF-23の引用は或る意味必然と言えるだろう。モデル機と同様にYF-21は選定に敗れているが、こちらは特殊作戦機VF-22シュトゥルムフォーゲルⅡとして少数ながら量産された。小太刀氏が執筆した小説版『マクロスF』にはS.M.S所属機、ゲーム『マクロスVF-X2』から出演のマンフレート機、そしてマクロス7船団エメラルドフォース機がゲスト出演している。 A-10CサンダーボルトII 実機は1970年代にベトナム戦争の戦訓を経て立案された新CAS(近接航空支援機)構想、通称A-Xプロジェクトに基いて開発された、米空軍初の(そして恐らく唯一無二となる)近接航空支援専用攻撃機。C型は90年代に2008年までの運用延長を目的に改修された近代仕様である(最終的に2028年までの運用延長を予定)。 本来は冷戦真っ最中のヨーロッパでワルシャワ条約機構軍相手に使う事を前提としていたものの、冷戦終結に伴い御役御免。全天候複座仕様のB型の開発もキャンセルされ退役を待つばかりであったが、湾岸戦争でAH-64対戦車ヘリや(後継機と目されていた)F-16を上回る戦果と帰還率を叩き出した事で評価が急上昇。幾度か引退させるという案も出てきたそうだが現場からの声に支えられ、21世紀を迎えた現在も現役に留まり続けている。 シンプルかつ堅牢な機体構造、被弾し難い高位置に配されたエンジン、脚を収納した状態でも使用可能な着陸輪、平均厚20mmのチタン装甲で覆われたバスタブとも称されるコックピット、広い対地視界を確保したキャノピー……等、その設計は徹底して機体とパイロットの生存性、そして対地攻撃を重視している。ほぼA-10専用の30mm機関砲“アヴェンジャー”共々、戦車相手に猛威を振るった。 本機の開発に際しては『あの』史上最多戦車撃破王ハンス・ウルリッヒ・ルーデルが顧問として迎えられており、彼の助言が反映された結果とも言えよう。開発に当たったリパブリック社が旧ソ連の流れを組む飛行機メーカーである事を考えれば、この奇抜な設計もソビエトの血筋なのかと頷ける話だ。これもまた国際共同制作の走りだったのだろう。「大口径の機銃積んどけ。戦車も一発で吹っ飛ぶようなの」「2、3発撃たれた程度で落ちる攻撃機なんざいらん」「不時着する時に脚を手動で下ろせるようにするか、固定脚にしとけ」「不時着した後の為に飲み水や食料品を積んどけ」という彼自身の体験談による対地攻撃特化機体となっている。実際、乗員の生存性をここまで考え抜いた機体は他に無く、幾度となく撃墜されて必死になって帰還したルーデルならでは、と言えるだろう。 映画『トランスフォーマー』では中東の砂漠に出現したディセプティコン相手にアヴェンジャーを叩き込み、『ターミネーター4』では人類抵抗軍の航空戦力としてスカイネットの巨大ターミネーター相手に奮戦している。両作品共に、グレズ:マシンライフ相当の相手役である点は興味深い。 AV-8DハリアーⅡ 実機は英ホーカー・シドレー(現BAe)社と米マクダネル・ダグラス(現ボーイング)社との共同開発で作られたV/STOL(垂直/短距離離着陸)攻撃機。軍用としては唯一の現役V/STOL機。過去にはソ連がYak-38とYak-141の二種のV/STOL機を開発している。この内Yak-38は冷戦下で詳細が不明だった事もあり、他の東側の機体同様「驚異的な性能を誇る恐るべき最新鋭機」という扱いで『エリア88』等で猛威を振るった。ところがソビエト崩壊前後の情報公開で、実際には然程凄くない……というか西側への示威目的に急拵えされた欠陥機だった事が判明。ガックリした人も多い(因みにNATOコード“フォージャー”は『まがい物』の意。何とも意味深な命名である)。一方Yak-38の開発と問題点を踏まえたYak-141はハリアーでは不可能な超音速巡航能力を備え、試作段階で21の世界記録を打ち立てたものの、ソ連崩壊に伴い計画自体が中止。そのノウハウはF-35の開発に活かされている。 大型のペガサス・エンジンに圧迫されて兵器搭載量に乏しい、垂直ノズルからのジェット排気が赤外線誘導ミサイルに狙われ易い……等の問題点も多いが、機体設計も限界であるから大規模な改良は断念されている。それでも運用に際して長大な滑走路を必要とせず、緊急時には量販店の駐車場でも離発着が可能な利点は数々の問題点を補って余りある物であり、後継機となるF-35ライトニングⅡの配備まで現役に留まると目されている。 静止状態で滞空可能=飛行状態でカメラのフレームに収め易い事から、映画やCMに登場する機会も多い。前者で有名なのは『トゥルーライズ』『007/リビング・デイライツ』『リターナー』辺りか。小説『ARIEL』では下駄代わりに都内を飛び回り、また漫画『邪眼は月輪に飛ぶ』では、クライマックスフェイズで大暴れした。 運用コンセプトが日本の土地柄に合っている事から、架空戦記小説では自衛隊機として登場する事も多い。実際、海上自衛隊が80年代に空母配備を計画した際に、それと合わせて要撃機として導入を検討していたとも言われている。 因みに実機にA~C型は存在するものの、D型は存在しない。 BACライトニング 実機は1950年代にイングリッシュ・エレクトリック社(1960年にBAC社に統合)によって開発された英空軍の超音速迎撃戦闘機。その開発は第二次世界大戦直後に英国軍需省から提示された超音速研究機の仕様案にまで遡る。縦置き双発、テーパーの付かない鋭後退角矩形薄翼等、当時としても珍しい設計が盛り込まれた機体であった。 切り詰めた機体設計故に航続距離と兵器搭載量に難が有ったものの運動性とエンジン推力は優秀で、特に後者に関してはイーグルやフランカーにも匹敵した。英国本土等の局地防衛に関しては十分なスペックを備えていたと言えよう。 本機が作られた時代は所謂『ミサイル万能論』が唱えられた頃で、戦闘機の主流も超音速性能と巡航距離を重視したミサイルキャリアー然とした機体群であった。本機もその例に漏れず、米国のF-104と共に「最後の(究極の)有人戦闘機」と称された。しかしベトナム戦争で機関砲が主武装の東側戦闘機に苦戦した事、また肝心のミサイルが実戦では万能とは云い難かった事等から、戦闘機はミサイル運用能力を持ちつつ、機関砲によるドッグファイトも可能な大型機へと主流を移していく事となる。 英空軍では1988年の全機退役まで20年近く現役に有ったが、海外セールスはサウジアラビアとクウェートが購入したのみで不振に終わっている。本機以降英国は独自の戦闘機開発を行わず、ブリティッシュ・ファントムやトーネードADVと云った共同開発のみに留まっており、少なくとも英国航空界においては現時点で「最後の有人戦闘機」と言えるかも知れない。 名作SF人形劇『サンダーバード』に登場するサンダーバード1号のモデルでもある。 EF-111レイブン 実機はゼネラル・ダイナミクス社製の戦闘爆撃機F-111Aアードバーグをベースに開発され、1981年より運用開始された米空軍唯一の電子戦機。 ベースとなったF-111は1960年代に米空軍のマルチロール機として開発計画が開始されたものの、国防長官が海軍のFADF(艦隊防空用戦闘機)計画との統合を強行した事から計画が迷走。その後も国防総省の横槍を受けつつ空/海両軍の要求を満たそうとした事から機体設計に無理が生じ、結果として海軍仕様のB型は重量増大で空母運用が困難となり計画自体がキャンセル。空軍仕様のA型も配備当初は機体トラブルが相次ぎ、『未亡人製造機』なる不名誉な称号が付けられた。 それでも改修後は高い運用実績を残し、ベトナム戦争~リビア空爆~湾岸戦争~ボスニア・ヘルツェゴビナ空爆と活躍。一時期は2010年頃までの運用も予定されていたが、維持費の高騰を理由に1996年の最終生産仕様F型退役を追う形で1998年にEF-111は米空軍より退役した。現在はオーストラリア空軍のC型が唯一の現役配備機となっている。 F-4EファントムⅡ 実機はマクダネル・ダグラス(現ボーイング)社が1950年代に開発。最初は米海軍の全天候型艦上戦闘機として作られたが、ベトナム戦争中に米空軍で採用され優秀な性能を発揮した事から西側諸国でも相次いで採用。最終的に全世界で5,000機以上が製造され、西側最高のベストセラー戦闘機となった。E型は機首にバルカン砲を追加した多用途戦闘機型で、航空自衛隊仕様のEJ型はここから対地攻撃能力と空中給油能力を省きスクランブル発進に適した改装を施している。 開発当時はF-104等のセンチュリー・シリーズが主流であり、それと比較してあまりにも大柄な事から「みにくいアヒルの子」とも揶揄されたが、結果的に本機が成功した事で以後の戦闘機の主流は「大型双発」で確立する事となる。 輸出先はイスラエル・イギリス・ドイツ・日本等11カ国にも渡る。その中も日本は世界で唯一ライセンス生産を認められており、最後の機体製造を手掛けたのは日本の三菱重工であった。 航空自衛隊では近代化改修を施しつつ現在も現役に就いているが、F-2支援戦闘機やF-X選定に伴うF-15Jの余剰改修機を後継として順次退役予定である。 漫画『ファントム無頼』で(舞台である)百里基地共々一躍有名になった他、鳴海章の小説作品には様々な架空バリエーション機が登場。特撮映画でもやられ役・脇役として多数出演。 F-5EタイガーⅡ 実機は1970年代にノースロップ社が開発した小型双発戦闘機。その原型は1950年代に軽空母艦載機として設計が開始され、結果的にアメリカ同盟国・特需国への供与戦闘機となったF-5Aフリーダムファイターまで遡る。F-5Aの供与先での実績の高さから米軍でも運用が開始され、ベトナム戦争への投入を経て更なる性能向上が図られたのがE型(並びにその複座仕様となるF型)である。その開発に際しては、当時ソ連が共産圏へ輸出を進めていたMiG-21が仮想敵として位置付けられていた。 基本に忠実な機体設計と生産コストの安さが優れた運動性能と利便性に繋がり、その結果として米国内外で「最新鋭戦闘機と張り合える廉価戦闘機」として高評価を受ける事となった。 このセールスに手応えを感じたノースロップ社は、エンジンを軽量高推力のF404単発に換装し空力設計・アビオニクスを近代化したF-20タイガーシャークを開発するも、同時期に輸出解禁されたF-16にセールス面で完全敗北。当時の政治情勢にも翻弄され、3機が試作されるに留まった。セールスは失敗に終わったF-20だが、日本では『エリア88』で主人公・風間真が愛機とした事から戦闘機ファンの認知度は高い。『世界の傑作機』の特集号では原作者である新谷かおる氏のインテビューが掲載され、架空所属機であるにも関わらず風間真仕様のF-20が表紙を飾った辺りに、その影響力が伺える。 映画『トップガン』では架空の東側機体MiG-28として登場。現実のトップガン(米空軍戦闘機兵器学校)でもMig-21と飛行特性が近い事からアグレッサー(仮想敵)役を受け持っている。図らずも嘗ての仮想敵だった相手を演じている辺り、因果と言うべきか。 F-15Cイーグル 実機は米マクダネル・ダグラス(現ボーイング)社の開発した全天候型制空戦闘機。1967年のモスクワ航空ショーで公開されたMig-25等のソ連第三世代ジェット戦闘機に危機感を抱いた米空軍の提案要求に基いて設計開発され、1972年の初飛行を経て1976年に米空軍での運用が開始された。C型は最も多く生産された仕様で、航空自衛隊で運用されているJ型も基本的にはこれと同仕様である。 米軍での制式採用の他、イスラエル・日本・サウジアラビアで採用。ジェット戦闘機としては所謂第四世代の初期作だが、採用国で「戦闘による被撃墜記録ゼロ」が公言される程に長らく世界最強の座に君臨してきた。初飛行から30年近くが経過した現在でも戦闘能力に関しては一線級であり、後継機となるF-22も当初の予定より生産数が絞られた事から、耐用年数延長処置を経て2020~30年代までの現役配備が目されている。 「主翼の上でテニスが出来る」とも言われる程の大型機だが、構造重量の25%にチタン合金を採用した事で構造強化を図りつつ軽量化を実現。ブラウド&ホイットニー社のF100エンジン×2の大推力は推力重量比1(垂直状態からエンジンパワーだけで離陸が可能!)を誇り、高い機動性に一役買っている。また生存性も高く、「Mig-21に撃たれたミサイルが突き刺さったまま帰還した」「演習中にA-4と空中衝突して片翼を失うも、パイロットが気付かないまま基地に帰ってきた」等の逸話が存在する。 因みに、F-15のパイロットは「イーグルドライバー」と呼ばれる。これはF-15Jを採用する自衛隊でも同様であり、一種の称号とも言えるだろう。 フィクションにおいては、『戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー』の名敵役スタースクリームを筆頭とするジェットロン達のモデルとして知られる。「お許し下さいメガトロン様!」 F-15Eストライクイーグル 実機は米空軍のF-111後継機を求めるDRF(複合任務戦闘機)計画に基き、マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社が複座仕様F-15Bをベースに開発した戦闘爆撃機。外見はF-15にコンフォーマルタンク(機体一体型増槽)を追加した程度の変化だが、中身は機体構造の60%が再設計・強化されており事実上の別機体と化している。 全天候下での攻撃任務に適した合成開口レーダー、赤外線暗視装置等を備えたLANTIRNポッドの搭載により優れた対地攻撃能力を誇り、1991年の湾岸戦争ではスカッド弾道ミサイルの攻撃任務に参加、多数の撃墜を記録。F-15と同等の対空兵装に加えて空対地ミサイル・誘導爆弾・クラスター爆弾・デイジーカッター・バンカーバスター等、米空軍で運用されていてる全ての対地兵装を運用する事が可能で、その搭載量はあのB-29すら凌駕し、現役の戦闘爆撃機としては最大を誇る。 ストライク・~は米空軍の公式愛称だが、現場のイーグルドライバーの間では「爆弾が搭載可能なイーグル」である事から「ボム・イーグル(Bomb Eagle)」転じて「ビーグル(Beagle)」とも呼ばれている。 米国以外ではイスラエル・サウジアラビア・韓国・シンガポールで(LANTIRNポッドの撤去等の仕様変更を加えた上で)採用。また日本でも航空自衛隊のF-4EJ改の後継機=F-X候補に挙げられ、ボーイング社もこれを受けて日本向けに高機動・空対空性能向上仕様のF-15FXを、日本と採用済四カ国に向けてステルス改修案を加えたF-15SE“サイレント・イーグル”を提案したが。F-X選定に関してはF-35に破れている。余談だが、韓国はあっさりと三機吹っ飛ばした事を付け加えておく。練習中にパイロットがGに耐え切れず失神して墜落した他、移動中にマンホールに落っこちたという情けない話も…… F-15S/MTD F-15ACTIVE 実機は1980年代に短距離離着陸機の開発実験を目的とした米空軍の「アジャイル・イーグル」計画に基き、F-15Bをベースに1機のみ作られた実験機。S/MTDはShort take-off and landing/Maneuvering Technology Demonstrator=「短距離離着陸/機動技術デモンストレーター」の略称。 1988から91年に掛けて延べ100回以上の実験飛行を行った後、1993年に米空軍からNASAに移管。名称をF-15ACTIVE(Advanced Control Technology for Integrated Vehicles=先進制御技術統合航空機)に改めて実験運用を継続。この際にエンジンを新型のF100-PW-229に、ノズルをSu-37と同様の三次元ノズルに換装している。1999年には「知的飛行制御システム」の実験を目的とした「ニューラルネットワーク計画」に移行し、名称を更にF-15IFCSに改めている。 あくまで新技術検証用の機体であり実戦配備はされていないが、そのF-15が進化したが如き形状からフィクションでは「イーグルの上位/近代版」として同仕様の機体が屡々登場する。(例:映画『機動警察パトレイバー2the Movie』の航空自衛隊のF-15J改“イーグル・プラス”) F-16Cナイトファルコン 実機は1970年代にジェネラル・ダイナミクス(現ロッキード・マーティン)社が、同時期に開発中だった米空軍の次期主力戦闘機(後のF-15)を質/量の両面で補佐する機体として提案・開発した軽量戦闘機。胴体と主翼を一体成型としたブレンデッドウイングボディ、機体制御をコンピュータで補佐するフライ・バイ・ワイヤ等の革新的技術を採用した事で、小型軽量の機体と相俟って軽快な機動性を誇る。高コストなF-15を補う形で並行配備が行われ、現在では対空戦闘から地上攻撃まで勤めるマルチロール機として重用されている。4,000機近い生産数故に細かい改修・仕様変更が存在し、C型は生産ブロック25から50に該当する改良型。 イスラエル・トルコ・台湾を始めとする二十数カ国に輸出され、その総数は1,000機以上に及ぶ。その存在が西側世界の航空産業界に与えた影響は大きく、航空自衛隊のF-2支援戦闘機(F-16を元に三菱重工と共同開発)、台湾空軍の経国戦闘機(ジェネラル・ダイナミクス社が技術協力)、韓国空軍のT-50ゴールデンイーグル練習/軽攻撃機(ロッキード・マーティン社が技術提携)等の「F-16フォロワー」が複数存在するのはその一例と言えよう。一方米軍では近接航空支援使用のA-16、攻撃機仕様のF-16XL、艦載仕様のVTLモデル等が派生型として検討されたが、それぞれA-10、F-15E、F/A-18の前に不採用に終わっている。 F-2の原型機と云う事もあってか、『ゴジラ』『パトレイバー』等の国産フィクションでは自衛隊(Gフォース)所属のF-16改修仕様として登場している。一方で『メタルギアソリッド』ではリキッド兄さん操るハインドに落とされたり『エースコンバットZERO』では僚機が呆気なく撃墜されたりと、所謂『友軍のヤラレ役』としての印象も強い。小型軽量な事からの扱い易さ故か。 F/A-18Cホーネット 実機は米海軍並びに海兵隊が運用する空母用マルチロール機。原型はノースロップYF-17だが、YF-16との競争試作を経てマクドネル・ダグラス社がリリース。後に吸収合併によってボーイング社が引き継いだ。空軍は単発のF-16を採用したのに対し、海軍は片肺=エンジンの片方が停止した状態でも帰還可能な生存性を重視し、双発の本機を採用した。 フィクションにおいては『インデペンデンス・デイ』で巨大円盤攻撃の為に出撃、『GODZILLA』でもゴジラに止めを刺した。奇しくも、両作とも監督はローランド・エメリッヒ。 小説『星のパイロット』の主人公、羽山美紀が自家用機として運用している他、映画『カウボーイビバップ 天国の扉』では旧式モノシップや元祖ソードフィッシュと共にレトロプレーンの一機として登場している。アメリカでは退役戦闘機の一般向市場が存在し、大戦中のレシプロ機や旧世代のジェット機、果ては外貨獲得目的で放出された東側の機体まで民間企業・団体や個人での購入が可能である(近年ではバンダイナムコゲームズ社が『エースコンバット』新作の宣伝用にMiG-21を購入したケースも)。現時点では一線機のF/A-18も、近い将来に民生機として市場に流れる可能性は高い。……尤も、運用維持に莫大な手間と金が掛かるのは言うまでも無いが。 F-117ナイトホーク 実機はロッキード社がDARPA(国防先進開発研究局)の指示の元に開発したステルス攻撃機。1982年の配備開始後その情報は徹底して秘匿され(最初の配備部隊も表向きはA-7コルセアII運用と喧伝された)、1988年にようやく存在が公表された。1989年のパナマ侵攻での初陣を経て。1991年の湾岸戦争でステルス特性とレーザー誘導爆弾による戦果と被撃墜損失ゼロを記録。世間に「ステルス」の単語とその存在感を知らしめた。1999年のユーゴ・コソボ紛争で、地上からのミサイル攻撃を受け一機が撃墜。これがステルス機としては初の、そしてF-117唯一の撃墜記録となった。 運用にコストが掛かる事、後任としてよりステルス性の高いF-22や35、B-2スピリット爆撃機が控えている事などから2008年4月に全機が退役したが、有事の際の復帰を前提に保管されているとも言われている。技術流出を避ける為、輸出等は一切行なわれていない。 ステルス性を追求した複雑な直線で構成された多面体の機体形状は、公表当時「SF映画から抜け出してきた様だ」と評された。空力的な不安定さをF-16同様のフライ・バイ・ワイア制御導入で補っており、巡航速度こそF-4と同程度ながら安定した飛行性能を確保している。 機体コードが戦闘機を示すFナンバーである事から一般のニュース等で「ステルス『戦闘機』」と報じられる事が多いが、実際は前述の通り『攻撃機』である。攻撃機を示すAナンバーが冠されなかったのは、秘匿中に情報が漏洩した際の欺瞞効果を狙った為と言われている。尚、「ステルス=全くレーダーに映らない」と誤解されがちだが、実際は極稀にではあるがレーダーに映るケースが発生する。しかしその反応は戦闘機とは思えぬ程度の物であり、米空軍がその形状を最高軍事機密としている為に認識が極めて困難である事に変わりは無い。また、非戦闘飛行時の安全の為にレーダー確認可能な処置を取る事も可能である。 同様に「見えない戦闘機」と言われる事も多いが、光学迷彩や遮蔽装置を積んでいる訳では無いので視界に入れば肉眼での目視は可能である。この誤解をネタにして、米軍基地の航空祭では飛行機用の車止を三つ並べて『F-117展示中』と紹介したり、スピーカーからエンジン音を流してF-117が飛来したとアナウンスしたりと云ったジョークが披露されている。 「世界初のステルス機」と云う事で知名度も高く、数多くのフィクション作品に(実際とは異なる運用方法で)出演している。木曜洋画劇場のトンチキ予告で(一部で)一躍有名となった『地獄のヒーロー ザ・プレジデントマン』ではプレジデントマンの専用機として登場。アニメ『マクロス7』にはF-117をモチーフとした“ステルス・バルキリー”こと特殊作戦機VF-17ナイトメアが、『マクロスF』には再生産型のVF-171ナイトメアプラスが登場している。 YF-22ライトニングⅢ 実機は1980年代に開始された米空軍のATF(Advanced Tactical Fighter=先進戦術戦闘機)計画に基き、ロッキード・マーティン社とボーイング社が共同開発した多用途戦術戦闘機。ジェット戦闘機としては最新の第5世代にカテゴライズされる。ライトニングはATF計画時の愛称で、制式配備後の機体番号と愛称はF-22ラプター(Rapter=猛禽類の意)。因みに、実機の愛称は正確にはライトニング“Ⅱ”となる(後に正式採用が決定したF-35が継承)。CF世界ではYF-22の前に前述のBACライトニングがⅡとして位置付けられている事からの番号スライドか? 世界初のステルス戦闘機であり、その高い戦闘能力は『ドミナンス・ファイター=領域支配戦闘機』と称される程。反面その性能は機体単価/運用コストの高騰も招き、米空軍への配備数は当初の予定から大幅に削減された(750機→187機)。オバマ政権下でその傾向はより一層加速し、2010年の予算編成で調達終了(事実上の生産中止)が決定している。戦闘爆撃機仕様のFB-22や海軍向けの艦上戦闘機仕様のF-22Nと云った派生機も計画されていたが、いずれも幻に終わりそうである。 航空自衛隊の第四次主力戦闘機(F-X)候補として、『高性能格闘戦闘機』を欲する空自上層部から筆頭候補に挙げられていた。だが、最新鋭機であるが故の禁輸条項やライセンス生産・国産装備との共用等解決すべき課題が山積みのまま、アメリカでの生産終了により候補から完全に脱落。代わってF-35が採用される事となった。 一時期F-X向けにF-22輸出仕様の開発が示唆されたが、これが実現したとしても性能が落とされた上に価格は米国仕様の倍と言われている。ゲーム的に準えれば『能力値修正削るなら使っていいよ、でも常備化コスト70ね(笑)」と言われている状況であり、如何にアレな提案であるかは理解頂けるだろう。 映画『トランスフォーマー』で米空軍機、並びにスタースクリームの変形機として登場。これは米空軍の全面協力でF-22がスクリーンに登場した初の事例となった。 アニメ『ガサラキ』には在日米軍所属の機体が登場。米軍基地に突入した主人公(コラプサー サクセシュアの歩行戦車乗り)達を迎え撃つ為に4機が発進するも、一機を除いて離陸前に行動不能に追い込まれ、残る一機も主人公機を追い詰める奮闘を見せたがBS攻撃の前に撃墜されている。 ゲーム『エースコンバット』シリーズ通しての常連機体。特に『04』主人公・メビウス1の乗機としての知名度が高く、後のシリーズ作にもゲスト出演している。 グラマンX-29 実機は1984年に米グラマンエアロスペース(現ノースロップ・グラマン)社が製作した技術実証機で、米国の実験・試験用航空機、通称“Xプレーンズ”の一つ。2機が製作され、前進翼やフライ・バイ・ワイヤ等の技術実証の為に十年近くに渡り運用が続けられた。 カナード+前進翼と云うフォルムは初飛行から30年以上経過した今でも未来的だが、実機は開発コストを抑える為にF-5やF-16と云った現用機からの流用で製作されている。 上記の通りの実験機であり勿論非武装だが、その先進的フォルムと漫画『エリア88』で主人公・風間真が(武装を追加して)乗機とした事から日本での人気は高い。ゲーム『エースコンバット』シリーズでも常連の機体である。 現用の戦闘機では前進翼機が採用されたケースは無いが、『マクロスプラス』のYF-19(X-29がモデルだが、後に公開されたロシアの試作機Su-47ベルクトが図らずも類似)や『エースコンバット』シリーズのADF-01ファルケンやADFX-01モルガン等、架空機で登場する機会は多い。 Su-27フランカー 実機は1969年にソビエト空軍(当時)が要求提示したPFI(先進前線戦闘機)計画に基いてスホーイ設計局が開発、1982年に生産が開始された迎撃戦闘機。F-15と同じく双発双尾翼の大型機だが、PFI計画自体がF-15を中心とする当時のアメリカ軍新型戦闘機を仮想敵機と見做していたと言われている。 双発が生み出す大推力と機体の空力特性による高い機動性が特徴で、1998年のパリ航空ショーで披露された“コブラ”“フック”、そして後述のSu-37で行われた“クルビット”等のマニューバは、当時の西側の航空関係者の度肝を抜いた。これらの映像は、現在でもYouTube等で動画検索して見る事が可能。また、初期の『エースコンバット』では敵機の回避マニューバとしてコブラが再現されており、当時のプレイヤーを驚愕させた。 「フランカー(Flanker=ラグビーやアメフトのポジション名)」は冷戦時に西側が機体識別の為に名付けた所謂NATOコードだが、最近はロシアでも対外的にこの呼称を用いている。 複座/マルチロール仕様のSu-30、艦上攻撃機型Su-33、並列複座の戦闘爆撃機型Su-34、カナード翼や推力偏向ノズルを追加した性能向上型Su-35/37等、発展・派生型も多い。外貨獲得の為に国外へのセールスも盛んであり、インド・中国・ベラルーシ等16カ国の空軍(防空軍)がSu-27系列機を採用。ロシア空軍の軍縮傾向で輸出先の方がロシアより高性能のフランカーを配備する逆転現象が起きている他、地域紛争でフランカー同士の空戦が発生したケースも存在する。 その流麗なフォルムは近年の戦闘機が失いつつある魅力に溢れており、故に旧来のソ連・ロシア機ファン以外の層からも人気の高い機体である。装備 ネフィリムが西側主体のデータ化でありながら、戦闘機としては唯一東側からデータ化されている辺り、「フランカーは外せない」と云うデザイナー/ユーザーの共通認識を伺う事が出来る……と考えるのは、穿ち過ぎであろうか。 『エースコンバット』シリーズでは、その全作で何れかのバリエーション機(架空設定含む)が使用可能であり、『2』『3』では看板機体としてパッケージを飾っている。また『04』以降のシリーズ作では敵エース機として登場。 30㎜GAU-8 ガトリング砲 通称アヴェンジャー。「A-10が空を飛ぶのは、コレを運ぶ為」とまで言われる高威力の機関砲である。 『ガングリフォン』において、12式装甲歩行戦闘車に搭載されている機関砲「GAU-8B」は、GAU-8をHIGH-MACS用に改修した物である。 『メタルギアソリッド』シリーズに登場するメタルギアREXに搭載されている機関砲「XGAU-8/R」も、形式番号からアヴェンジャーが元になっていると思われる。 エンタープライズ級空母 enterprise(冒険心、事業、企業等を意味する)は、独立戦争の時代からアメリカの軍艦に用いられ続けている由緒正しい名称。太平洋戦争で目覚しい働きを見せた7代目以降は「ビッグE」の愛称が用いられる。SFドラマ『スタートレック』シリーズでも時代を越えて主役艦の名として冠されており、その点でも「アメリカの艦船の代名詞」であると言えるだろう。 現実世界で最新となる8代目は、1961年に就役した航空母艦U.S.S.エンタープライズ(CVN-65)。世界初の原子力空母であり、米海軍2位のキャリアを誇る古参艦である。因みに1位は1797年に就役した帆走フリゲート船コンスティチューション。こちらは現在は観光・儀礼が「任務」の艦であり、有事の際に前線投入可能な艦としてはCVN-65が最長寿であった事は云うまでもない。 CVN-65は2012年12月に退役。記念艦として保存を望む声も多かったが、原子炉の撤去の為に船体の切断・解体が決定している。ビッグEの名は2015年に就役予定のジェラルド・R・フォード級二番艦CVN-79が引き継ぐとも言われている。 TVドラマ『犯罪捜査官ネイビーファイル』に登場する空母・シーホークはCVN-65がモデルであり、撮影にも使用されている。 映画『スタートレック4 故郷への長い道』は20世紀末が舞台と云う事で、「先代」エンタープライズとしてCVN-65が登場する。…が、撮影直前に急遽作戦行動に入った為に代役として別の空母(フォレスタル級レンジャー(CV-61))が使用された。因みにCVN-65の退役式典に「宇宙船」USSエンタープライズのカーク艦長役、ウィリアム・シャトナー氏を招いて送辞を述べて貰う計画も有ったとの事。氏が高齢な事も有り実現しなかったのが惜しまれる。 スタージョン級潜水艦 銀月の剣 『ワーウルフ ジ・アポカリプス』に登場するガルゥの霊宝、クライブおよびグランド・クライブ。 クレセントボウ 血族の名称にもなった女神アルテミスが、優れた狩人であり、弓術に長けていた事が由来か。 星棍 『ワーウルフ ジ・アポカリプス』の12部族の一つ、チルドレン・オブ・ガイア族が操る棍を使う武術「イスカック」から。 ゾイオングラディウス 『ワーウルフ ジ・アポカリプス』に登場するガルゥの霊宝、牙の短剣から。 餓獣の呪文書 TRPG『ナイトウィザード』の人狼の特技「獣魂の牙」から。
https://w.atwiki.jp/anime_wiki/pages/14103.html
ミルキィホームズ Blu-ray BOX3 ~ふたりはミルキィホームズ Alternative~初回限定生産 Blu-rayBOX発売日:2月17日 世の中を揺るがす『怪盗帝国』と、それを正す少女探偵団『ミルキィホームズ』が現れてから2年。 偵都ヨコハマに住むカズミとアリスは、ある日街で逃げ去る怪盗を見かけ…。 TVアニメ『探偵オペラ ミルキィホームズ』シリーズより第3期、 特番『探偵オペラ ミルキィホームズ サマー・スペシャル』 『探偵オペラ ミルキィホームズ Alternative』を収録。 2013年7月放送開始。探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕に続くアニメ第3期。2016年2月17日、Blu-rayBOXが発売。第4期に探偵歌劇 ミルキィホームズ TDがある。 http //milky-holmes-anime.com/futari/ 監督 錦織博 シリーズ構成 白根秀樹 キャラクター原案 たにはらなつき、うさはらゆめ キャラクターデザイン 藤田まり子 プロップデザイン 益田賢治 美術監督 水谷利春 色彩設計 三笠修 撮影監督 堀野大輔 3DCGI 塩田潤、本田有紀、田中哲郎 特殊効果 益子典子 ビジュアルアート 向井吉秀 編集 後藤正浩 編集助手 須藤瞳 音響監督 濱野高年 音響効果 小山恭正 録音調整 荒川通哉 録音助手 森透 音楽 市川淳 アニメーション制作 J.C.STAFF、NOMAD 脚本 白根秀樹 會川昇 ヤスカワショウゴ 伊神貴世 絵コンテ 錦織博 花井宏和 城所聖明 佐藤雄三 福田道生 migmi 菊池聡延 演出 錦織博 花井宏和 江副仁美 関谷真実子 村田尚樹 上野史博 則座誠 作画監督 藤田まり子 古賀誠 上田恵未 永川桃子 矢吹智美 丸山修二 松本勝次 阿部可奈子 竹内アキラ 佐々木一浩 臼井文明 池田早香 寺尾憲治 大田謙治 築山翔太 成松義人 菊池聡延 國行由里江 高橋みか ■関連タイトル ミルキィホームズ Blu-ray BOX3 ~ふたりはミルキィホームズ サマー・スペシャル・Alternative ONE TWO~ 初回限定生産 Blu-ray ふたりはミルキィホームズ 1 初回特典 オリジナルサウンドトラックCD ミルキィホームズ ベストアルバム ミルキィパーティー! ! ! ! Blu-ray Milky Holmes Live Tour 2013 ~おいでスペクタクル!~ OP&EDテーマ ミルキィホームズ/ぐろーりーぐろーいん☆DAYS・セイシュンビギナー! Blu-ray ミルキィホームズ ライブ in 武道館 MilkyHolmes Live Tour 2011 Autumn “To-gather!!!!” LIVE DVD ミルキィホームズの特別授業 コミック版 奈月ここ/探偵オペラミルキィホームズon stage! 1 グッドスマイルカンパニー アルセーヌ 1/8スケール PVC塗装済み完成品 ねんどろいど シャーロック・シェリンフォード フィギュア・ホビー:探偵オペラ ミルキィホームズ PSP 探偵オペラミルキィホームズ 限定版
https://w.atwiki.jp/eurasiacountry/pages/93.html
なにもない
https://w.atwiki.jp/childrights/pages/262.html
総括所見:英国(OPSC・2014年) 条約:第1回(1995年)/第2回(2002年)/第3回・第4回(2008年)/第5回(2016年)OPAC(2008年) 英領香港(当時、1996年)/英領マン島(2000年)/イギリス海外領土(2000年) CRC総括所見日本語訳(国別)/CRC総括所見日本語訳(会期順) CRC/C/OPSC/GBR/CO/1(2014年7月8日/技術的理由により2014年7月11日に再発行) 原文:英語(平野裕二仮訳) 原文は国連人権高等弁務官事務所のサイト(国別情報のページまたはCRC会期一覧ページ)を参照。 1.委員会は、2014年5月30日に開かれた第1882回および第1883回会合(CRC/C/SR.1882 and 1883参照)において大ブリテンおよび北アイルランド連合王国の第1回報告書(CRC/C/OPSC/GBR/1)を検討し、2014年6月13日に開かれた第1901回会合において以下の総括所見を採択した。 I.序 2.委員会は、締約国の第1回報告書および事前質問事項に対する文書回答(CRC/C/OPSC/GBR/Q/1/Add.1)の提出を歓迎する。委員会は、締約国代表団との建設的対話を評価する一方で、代表団に北アイルランドおよびスコットランドの代表が含まれていなかったこと、ならびに、最近になって選択議定書の適用が拡張されたジャージー代官管轄区についてまったく情報が提供されなかったことを、遺憾に思うものである。 3.委員会は、締約国に対し、この総括所見は、2008年10月に採択された、子どもの権利条約に基づく締約国の第3回・第4回統合定期報告書に関する総括所見(CRC/C/GBR/CO/4)および武力紛争への子どもの関与に関する選択議定書に基づく第1回報告書についての総括所見(CRC/C/OPAC/GBR/CO/1)とあわせて読まれるべきであることを想起するよう求める。 4.締約国が選択議定書の批准をジャージー代官管轄区に拡張したこと(2014年4月)には留意しながらも、委員会は、選択議定書の適用がまだ英国の他のすべての海外領土および王室属領に拡張されていないことを懸念する。委員会は、締約国が、選択議定書の適用をこれらの領域に拡張するためにあらゆる措置をとるとともに、条約に基づく次回の定期報告書に、これらの領域における選択議定書の実施についての情報を記載するよう、勧告する。 II.一般的所見 積極的側面 5.委員会は、選択議定書の実施に関連する分野で締約国がとった、以下のものを含むさまざまな措置を歓迎する。 (a) 「子どもおよび若者の権利(ウェールズ)の評価尺度」(2011年1月)および「子どもの権利事業計画」(2014年4月)の採択。これにより、ウェールズ政府のすべての大臣は、いかなる職務を行なう際にも、子どもの権利条約およびその選択議定書に掲げられた権利および義務を正当に考慮する法的義務を負う。 (b) 人身取引に関連する多くの問題を具体的に扱っている刑事司法(北アイルランド)法(2013年)の採択。 (c) 改正により、臓器提供への同意表明に関して代理人を任命する選択権を子どもに認めた、移植(ウェールズ)法(2013年7月)の採択。 6.委員会は、締約国による以下の条約の批准に、評価の意とともに留意する。 (a) 障害のある人の権利に関する条約(2009年6月)。 (b) 障害のある人の権利に関する条約の選択議定書(2009年2月)。 7.委員会は、選択議定書の実施を促進する、以下のものを含む制度の創設ならびに国家的な計画およびプログラムの採択に関して達成された進展を歓迎する。 (a) 内務省による「子どもおよび弱者への性的暴力に関する国家グループ」の設置(同グループは、2014年の秋に新たな国家的行動計画の発表を予定している)。 (b) イングランド・ウェールズ担当国家警察主管が公刊した、子どもに対する性犯罪の捜査に関する手引き。 8.委員会はさらに、締約国が、国際連合の諸特別手続による調査をいつでも受け入れる姿勢を公式に明らかにしたこと(2001年3月)に、評価の意とともに留意する。 III.データ データ収集 9.委員会は、締約国が、選択議定書で対象とされているすべての犯罪の特定、記録、付託およびフォローアップを国および地方のレベルで行なえるようにし、かつ選択議定書の実施における進展の分析および評価を行なうための包括的なデータ収集システムを設置していないことを、深刻に懸念する。「全国付託機構」(National Referral Mechanism)の存在には留意しながらも、委員会は、当該機構により収集されるデータが地域別に細分化されておらず、かつ子どもの人身取引事案に限定されていること、および、選択議定書で対象とされている他の犯罪の特定、記録またはフォローアップが行なわれていないことを懸念するものである。 10.委員会は、締約国が、選択議定書で対象とされているすべての分野について、北アイルランドおよびスコットランドを含む締約国の管轄地域全域でデータの収集、分析、監視および影響評価を行なうための、包括的かつ体系的な機構を発展させかつ実施するよう勧告する。データは、もっとも被害を受けやすい状況に置かれた子どもに特段の注意を払いつつ、とくに男女別、年齢別、国民的および民族的出身別、地理的所在別ならびに社会経済的背景別に細分化されるべきである。被害を受けた子どものうち回復のための援助を提供された子どもの人数ならびに訴追および有罪判決の件数についてのデータ(犯罪の性質別に細分化されたもの)も収集することが求められる。委員会はまた、締約国が、管轄地域全域でデータ収集の調整を図り、かつ、さまざまな地域に関するデータを収集する際の共通指標システムを確立することも勧告するものである。 IV.一般的実施措置 子どもの権利条約の一般原則(条約第2条、第3条、第6条および第12条) 立法 11.とくにイングランドおよびウェールズで選択議定書関連の法律が多数採択されたことには留意しながらも、委員会は、このような取り組みにおいてもっぱら人身取引に焦点が当てられていること、および、子どもの売買など選択議定書で対象とされているすべての犯罪に対応する包括的法律がないことを懸念する。委員会はまた、締約国の権限委譲行政のもと、現行法の策定が断片化されたアプローチによって個別に進められてきたために、締約国の管轄全域を通じた選択議定書上の義務の適用に矛盾が生じていることも懸念するものである。委員会はさらに、イングランドおよびウェールズを対象とする2003年性犯罪法および2008年性犯罪(北アイルランド)令において、13歳または16歳未満の子どもしか保護の対象とされておらず、一方で16~18歳の子どもはこれらの法律の埒外に置かれていることを懸念する。 12.委員会は、締約国が、選択議定書で対象とされているすべての態様の犯罪(子どもの売買、子どもの人身取引、児童買春および児童ポルノを含む)が包括的な法律に基づいて対象とされることを確保するとともに、自国の管轄全域(北アイルランドおよびスコットランドを含む)を通じて選択議定書上のすべての義務の一貫した適用を確保するよう、強く勧告する。委員会は、次のことを具体的に勧告するものである。 (a) 選択議定書に掲げられた子どもの売買に関する規定を十分に実施する目的で、イングランド、ウェールズ、スコットランドおよび北アイルランドのすべての国内法で子どもの売買の定義(人身取引の定義に似ているものの同一ではない)を修正すること。 (b) 18歳未満のすべての子どもが選択議定書で対象とされているすべての態様の犯罪から保護されることを確保するため、現行法、とくに2003年性犯罪法、2008年性犯罪(北アイルランド)令およびイングランドおよびウェールズを対象として提案されている現代的奴隷制法案を改正しかつその調和を図ること。 国家的行動計画 13.選択議定書に関連するさまざまな行動計画、とくに「子どもおよび弱者への性的暴力に関する国家グループ」の活動に関する行動計画、人身取引戦略および提案されている現代的奴隷制行動計画の存在は歓迎しながらも、委員会は、選択議定書で対象とされているすべての問題に対応するための包括的な計画および統合された国家的戦略が存在しないことを懸念する。 14.委員会は、締約国が、自国の管轄全域で選択議定書を実施するための統合された、包括的かつ全般的な国家的行動計画および戦略を策定しかつ採択するとともに、当該国家的行動計画に対し、その実施のための十分な人的資源、技術的資源および財源が提供されるべきことを勧告する。この目的のため、締約国は、ストックホルム(1996年)、横浜(日本、2001年)およびリオデジャネイロ(ブラジル、2008年)で開催された第1回、第2回および第3回子どもの商業的性的搾取に反対する世界会議で採択された宣言および行動アジェンダならびにグローバル・コミットメントを考慮に入れながら、選択議定書のすべての規定の実施に特段の注意を払うべきである。 調整および評価 15.委員会は、子どもの売買、児童買春および児童ポルノへの対応について、締約国全域のさまざまな政府、制度およびその他の機関間の調整が行なわれていないことを懸念する。これとの関連で、委員会は、選択議定書に基づく活動の実施および評価の全般的調整のための国家的機構が締約国で設けられていないことを懸念するものである。委員会はまた、イングランドおよびウェールズにおいて選択議定書の実施に関する責任および調整の系統が複雑であるために(反人身取引については内務省が統括しており、人身取引の対象とされた子どもを含む子どもの被害者のケアおよび支援については教育省および地方政府が責任を負っている)、子どもの売買、児童買春および児童ポルノの事案の取扱いにおいて焦点およびアプローチの違いが生じていることに、懸念とともに留意する。 16.委員会は、締約国が、選択議定書に基づく活動の監視および評価について、各部門の省庁を横断し、かつ中央政府から地方レベルの政府に至るまで指導力を発揮しかつ効果的な一般的監督を行なう能力を備えた、上級レベルの権威を有する部局を指定するとともに、当該部局に対し、効果的にその職務を果たすための十分な人的資源、技術的資源および財源を提供するよう、勧告する。委員会はまた、締約国が、アプローチの一貫性を確保する目的で、選択議定書の実施のための法律および政策の策定および実施を進めながら4つの法域全体で諸政府間の調整の改善を確保することも勧告するものである。 独立の監視 17.委員会は、現代奴隷制法案で行なわれている反奴隷制コミッショナー設置の提案に留意する。にもかかわらず、委員会は、同コミッショナーに対し、その役割を効果的に遂行するための十分な資源、確固たる権限または制定法上の独立が与えられない可能性があることを懸念するものである。 18.委員会は、締約国が、提案されている反奴隷制コミッショナーに対し、その役割を効果的に履行し、かつ選択議定書に基づく子どもの権利を確保するために十分な資源および確固たる権限ならびに完全な独立が与えられることを確保するよう、勧告する。委員会はさらに、締約国が、現代奴隷制法案に、反奴隷制コミッショナーが関連の議会に直接報告できるようにするための規定を含めるよう勧告するものである。 普及および意識啓発 19.委員会は、締約国の諸政府が、子どもの性的搾取および人身取引についての広報情報を作成しかつ普及するためにさまざまなグループと連携してきたことに留意する。委員会はまた、締約国が、子どもが虐待の被害者および加害者にならないようにすることを目的とする「これが虐待だ」等の公的意識啓発キャンペーンを開始したことにも留意するものである。にもかかわらず、委員会は、このような取り組みにおいて、選択議定書で対象とされているすべての犯罪および問題(臓器移植もしくは強制労働に従事させることを背景とするまたは養子縁組を目的とする子どもの売買等)に焦点が当てられているわけではないことを懸念する。委員会はまた、締約国が選択議定書の普及に対して体系的かつ包括的アプローチをとっていないために、政府機関、警察、司法機関、公衆、子どもたち自身および子どもとともに働く専門家の間で選択議定書についての理解および意識が低水準に留まることが助長されてきたことも懸念するものである。 20.委員会は、締約国が、選択議定書の規定を、子ども(子どもにやさしい方法による)、その家族およびコミュニティを含む公衆一般に広く知らせるための努力を倍加させるよう勧告する。委員会はまた、締約国に対し、以下の措置をとるよう促すものである。 (a) 選択議定書に関連する問題を初等中等学校のカリキュラムに体系的に編入すること。 (b) 市民社会組織、メディア、民間セクター、コミュニティおよび子どもたちと緊密に効力しながら、選択議定書で対象とされている問題についてのキャンペーンを含む意識啓発プログラムを発展させること。当該プログラムは、締約国のすべての法域において、また子どもがアクセスしやすい形式で利用可能とされるべきである。 研修 21.委員会は、子どもとともに働く専門家を対象として行なわれている、子どもの性的搾取および子どもの人身取引に関わるさまざまな研修活動(「子どもの搾取とオンライン保護センター」を通じて提供されているものを含む)を評価する。委員会はまた、スコットランドにおいて、子ども保護委員会が、子どもの保護に従事するすべての職員の研修上のニーズが満たされることを確保している点にも留意するものである。しかしながら委員会は、子どもとともにおよび子どものために働く専門家を対象として学際的研修を実施するための努力が体系的でも十分でもないこと、および、このような研修が、選択議定書で対象とされているすべての分野には及んでおらず、かつ子どもとともに働く最前線の専門家(とくに保健ケア専門家および地方警察官)までは対象として実施されていないことを懸念する。委員会はまた、選択議定書で対象とされている問題についての研修の費用をまかなうための資源が締約国で十分でないことも懸念するものである。 22.委員会は、締約国に対し、とくに締約国のあらゆる行政段階における警察の構成員、保健専門家、裁判官、検察官およびソーシャルワーカーを対象とした、選択議定書に関する学際的研修を強化するよう促す。委員会はさらに、締約国に対し、そのような研修を実施し、かつその効果の体系的な計画および評価を行なうために必要な資源を使途指定方式で配分するよう促すものである。 資源配分 23.委員会は、とくに犯罪の防止および被害を受けた子どもに対する援助の提供に関わって、選択議定書を実施するためのものとされる活動に割り当てられた予算配分額が明確に特定可能となっていないことを遺憾に思う。 24.委員会は、締約国が、とくに、防止ならびに被害を受けた子どもの保護、身体的および心理的回復ならびに社会復帰ならびに選択議定書で対象とされている犯罪の捜査および訴追を目的としたプログラムを開発しかつ実施するために必要な人的資源、技術的資源および財源を提供することにより、選択議定書で対象とされているすべての分野の実施のための十分な資源が締約国全域で公平に配分されることを確保する目的で、あらゆる可能な措置をとるよう勧告する。委員会はまた、締約国が、条約に基づく次回の報告書で、この分野でとられた措置についての情報を提供することも勧告するものである。 V.子どもの売買、児童買春および児童ポルノの防止(第9条(第1項~2項)) 選択議定書で禁じられた犯罪を防止するためにとられた措置 25.委員会は、子どもコミッショナー事務所による「暴力集団およびグループにおける子どもの性的搾取に関する調査」以降、イングランドおよびウェールズで暴力集団およびギャングにおける子どもの性的搾取を防止するために締約国が行なってきた多くの改正に、積極的側面として留意する。委員会はまた、子どもにとっての主要なリスクを特定し、かつ子どもが性的搾取の被害者となることを防止するための一助として、国家犯罪対策庁(NCA)および具体的にはNCAの下に設置された「子どもの搾取とオンライン保護センター」(CEOP)が行なっている活動にも留意するものである。しかしながら委員会は、立法への合意に関する動議が承認されていないために、権限が委譲されている分野についてはNCAが北アイルランドで権限を有しておらず、したがってNCAの一部であるCEOPが北アイルランドで全面的に活動を行なえる状況になっていないことを、強く懸念する。委員会はさらに以下のことを懸念するものである。 (a) 締約国が76か所の「シュアスタート」子どもセンターを閉鎖したこと。同センターは、被害を受けやすい状況に置かれた子どもおよびその家族に実際的支援を提供し、かつ子どもの売買、児童買春および児童ポルノの根本的原因(貧困等)に対象する一助となるものである。 (b) 子どもを虐待する可能性がある者に対応するための措置が不十分であること。 (c) 選択議定書上の犯罪を行なった者の起訴および有罪判決の件数が少ないこと。 (d) 行方不明と報告されている子ども、人身取引によって締約国に強制的に連れてこられた子どもまたはとくに北アイルランドの施設の子どもなど、これらの犯罪の被害者となるリスクがとくに高い子どもを特定しかつ対応をとるための、明確な省庁横断的システムが設けられていないこと。 (e) 搾取の対象とされやすい、保護者のいない子どもの移住者、子どもの庇護希望者または人身取引の対象とされた子どもにとって「ベッド・アンド・ブレックファスト」タイプの宿泊施設はふさわしくないと定めた制定法上の指針にもかかわらず、これらの子どもが引き続きこのような宿泊施設に収容されていること。 26.委員会は、締約国に対し、被害を受けやすい状況におかれた子どもをあらゆる形態の搾取から効果的に保護するための努力を継続するとともに、イングランドおよびウェールズで開始された改革プログラムを実施するための効果的な地域的連携、戦略的計画立案および研修を確保するよう、促す。委員会はまた、締約国に対し、締約国の管轄全域を通じて選択議定書の全面的実施を確保する目的で、権限委譲によって異なる地域に住む子どもの権利の享受に差別が生じないようにすること、および、「子どもの搾取とオンライン保護センター」のような機構が北アイルランドにも拡張されることを確保するための保障措置を確立するようにも促すものである。委員会は、具体的に、締約国が以下の措置をとるよう勧告する。 (a) これ以上の「シュアスタート」子どもセンターのいかなる閉鎖も直ちに中止するとともに、これらのセンターにおける、アクセスしやすくかつ質の高いサービスのための予算の増額および十分な資源の提供を進める目的であらゆる必要な措置をとること。 (b) 子どもを虐待する可能性がある者に適合した措置を整備すること。 (c) 選択議定書で対象とされている犯罪についての訴追率および有罪判決率を向上させるため、法執行機関に対し、捜査に関するより多くの資源および体系的な研修を提供すること。 (d) 路上の状況にある子ども、暴力集団またはグループとの接触または関係を有している(とくにイングランドの)子ども、子どもの非正規移住者および入所施設で暮らしている子どものような、もっとも被害を受けやすい状況に置かれた子どもを対象とする防止プログラムを発展させること。これらの子どもが身体的および性的虐待の被害者とならないようにすることに、特段の注意が向けられるべきである。 (e) 保護者のいない子どもの庇護希望者、子どもの非正規移住者および人身取引の被害者である子どもが、十分な保護および保護を受ける権利を認められ、かつ安全かつ十分な居住設備を提供されることを確保すること。締約国はまた、子どもの身体的および心理社会的健康ならびに暴力または搾取からの保護を確保するため、このような子どものために行なわれるケアの取決めが資格のある者によって定期的に監督されかつ評価されることも確保するべきである。 VI.子どもの売買、児童ポルノおよび児童買春の禁止ならびに関連の事項(第3条、第4条第2項および3項、第5条、第6条ならびに第7条) 現行刑事法令 27.委員会は、イングランドおよびウェールズで適用される2003年性犯罪法および2008年性犯罪(北アイルランド)令において、被告人が、13~16歳の子どもの性的搾取に関わる一部の重大犯罪(性的目的での勧誘後に子どもと会うこと、子どもと性的活動を行なうことまたは子どもを対象とする性犯罪の便宜を図ることなど)について、被害者が16歳以上であると信じた旨の主張を行なえることを懸念する。委員会はまた、そのような主張が行なわれた場合、被告人がこれを「信じたのは合理的でなかった」ことの立証責任が検察側に課されることにより、被害を受けた子どもに対してさらなる反対尋問が行なわれ、かつその結果として再被害が生じるおそれがあることも懸念するものである。 28.委員会は、人身取引に関連する現行法の規定を統合するためにイングランドおよびウェールズで現代奴隷制法案を導入し、かつスコットランドで人身取引と闘うための別個の法律を策定する目的で締約国が現在行なっている努力に積極側面として留意しながらも、これらの努力においてはほぼ完全に人身取引にだけ焦点が当てられており、選択議定書で対象とされているすべての犯罪が対象とされているわけではないことを深刻に懸念する。委員会は、以下のことをとりわけ懸念するものである。 (a) 現代奴隷制法案(法案)において子どもに立法上の焦点が当てられておらず、かつ、一部の態様の犯罪(強制労働または利得を目的とした子どもの臓器移植など)が選択議定書第2条および第3条にしたがって子どもの売買と定義されていないこと。 (b) 当該法案が、現状、被害を受けた子どもの特有の脆弱性またはニーズを考慮しておらずまたはこれに対応していないこと。 29.委員会は、締約国に対し、選択議定書上、「子ども」の文言は18歳未満のすべての者に適用されることを想起するよう求めるとともに、したがって18歳に達するまでのすべての子どもが選択議定書で対象とされているあらゆる態様の犯罪から保護されることを確保するために法律を改正するよう促す。さらに委員会は、締約国に対し、以下の措置をとるよう促すものである。 (a) 2003年性犯罪法の反証を許す推定条項に、子どもの被害者については立証責任が転換される旨の規定が含まれることを確保すること。 (b) 現代奴隷制法案を徹底的に再検討し、選択議定書第2条および第3条で定義されているすべての態様の犯罪(強制労働、利得を目的とした子どもの臓器移植、利得を目的とした子どもの養子縁組および子どもの売買など)が含まれること、および、被害を受けた子どもの特有の脆弱性およびニーズへの対応が行なわれることを確保すること。 子どもの人身取引 30.委員会は、締約国において数千人の子どもたちがとくに性的搾取および労働を目的として取引され続けていることを強く懸念するとともに、数百人の子どもがアフリカの家庭から誘拐され、人身取引によって残忍な宗教儀式(いわゆるブードゥーまたはジュジュの儀式)目的で締約国に連れてこられているという報告があることについて最大限の懸念を表明する。委員会は、以下のことをとりわけ懸念するものである。 (a) 人身取引および選択議定書で対象とされているその他の犯罪の加害者の訴追件数および有罪判決件数が締約国全域で著しく少ないために、加害者の不処罰が生じていること。また、検察官が、有罪判決を確実にする目的で、他の罪名(強姦または誘拐など)による人身取引加害者の告発をしばしば選択していること。 (b) 2012年自由保護法に基づき、締約国の法域外で子どもの人身取引の手配を行なった外国人はイングランドおよびウェールズで犯罪を行なったとされるものの、同法の適用範囲が北アイルランドには及んでいないこと。 31.委員会は、締約国に対し、労働搾取、性的搾取およびその他の形態の搾取を目的とした子どもの人身取引(宗教的儀式目的のものを含む)を摘発しかつ訴追する法執行機関および司法機関の能力を強化するよう促す。委員会はさらに、締約国が、選択議定書および人(とくに女性および子ども)の取引を防止し、抑止しおよび処罰するための議定書(パレルモ議定書)にしたがって子どもの人身取引に関する具体的法律を制定するとともに、子どもの人身取引罪が締約国全域で一貫した定義および訴追の対象とされることを確保するよう、勧告するものである。 児童セックス・ツーリズム 32.委員会は、締約国の市民(有罪判決を受けた性犯罪者であって他国で孤児院および慈善団体を設立した一部の者を含む)が国外に渡航して子どもを性的に虐待していることを深く懸念する。さらに委員会は、警察長協会の委託によって最近実施された2003年性犯罪法の検討(デイビーズ報告書)において、締約国の法律および域外捜査協定では、英国の性犯罪者が国外渡航することにも、これらの者が国外で犯罪を行なった際に訴追することにも成功しておらず、そのため子どもが英国の渡航者による搾取および虐待の危険にさらされているという認定が行なわれていることを懸念するものである。 33.委員会は、締約国に対し、以下の措置をとるよう促す。 (a) 英国の性犯罪者が国外で行なう子どもの性的搾取を防止するため、デイビーズ報告書の勧告の実施および国内法(2003年性犯罪法を含む)の見直しを緊急に進めること。 (b) 子どもに対する域外性犯罪行為を捜査するため、これらの犯罪を担当する単一の専門警察部局を設置するとともに、これらの犯罪を捜査しかつ訴追するための十分な研修および資源を用意すること。 (c) 国外で子どもの性的搾取に関与した締約国国民の特定、捜査および訴追を強化するためにあらゆる必要な法律上および制度上の措置をとるとともに、渡航禁止の厳格化等の手段により、子どもの性的虐待を行なったとして有罪判決を受けた者またはそのような容疑をかけられている者の移動を制限しかつ/または出国を防止するためにあらゆる必要な措置をとること。 (d) 児童セックス・ツーリズムの有害な影響について観光業界に働きかけを行ない、旅行代理店および観光業者の間で国連世界観光機関の世界観光倫理規範を広く普及するとともに、これらの代理店および業者に対し、旅行・観光業における性的搾取から子どもを保護するための行動規範への署名および児童セックス・ツーリズムを防止するために行なっている取り組みについての公的報告を奨励すること。 域外裁判権 34.委員会は、イングランドおよびウェールズにおける締約国の国内法で、選択議定書第4条第2項に掲げられたすべての犯罪についての域外裁判権が設定されていないことを懸念する。委員会はまた、締約国における域外裁判権の適用が双方可罰性要件を条件としていることも懸念するものである。 35.委員会は、締約国が、締約国全域(権限委譲行政区を含む)の国内法において、選択議定書で対象とされているすべての犯罪についての域外裁判権を、双方可罰性を要件とすることなく設定しかつ行使できることを確保するための措置をとるよう、勧告する。 犯罪人引渡し 36.委員会は、犯罪引渡しのための他の条約上の根拠がない場合、2003年犯罪人引渡し法第193条によって、英国が、自国も加盟している国際条約の加盟国と犯罪引渡し関係を持つための枠組みが提供されていることに、積極的側面として留意する。しかしながら委員会は、双方可罰性の原則が満たされなければ犯罪人引渡しを検討できないとされていることを懸念するものである。委員会はまた、スコットランドにおいて、被害者が英国の国民であるものの犯罪実行地がスコットランド外である場合の犯罪人引渡しに関する法的規定が2009年性犯罪(スコットランド)法第55条および2010年刑事司法・許認可(スコットランド)法第46条にないことにも、懸念とともに留意する。 37.委員会は、締約国が、選択議定書で対象とされているすべての犯罪に関する犯罪人引渡しについて双方可罰性要件を撤回するよう勧告する。委員会はまた、締約国が、たとえ二国間協定が締結されていない場合でも、犯罪人引渡し(スコットランドで行なわれるものを含む)の法的根拠として選択議定書を援用するようにも勧告するものである。 VII.被害を受けた子どもの権利の保護(第8条ならびに第9条第3項および4項) 選択議定書で禁じられた犯罪の被害を受けた子どもの権利および利益を保護するためにとられた措置 38.委員会は、締約国から提供された、被害を受けた子どもの特定および支援のプロセス(とくに全国付託機構)を見直している旨の情報および人身取引の被害を受けた子どものための専任代弁者制度を最近試験的に設置した旨の情報に、積極的側面として留意する。委員会はまた、締約国が、現代奴隷制法案について被害者中心のアプローチをとっており、かつ同法案に基づく被害者の免訴を可能とする制定法上の抗弁を導入したことにも留意するものである。しかしながら、委員会は以下のことを懸念する。 (a) 選択議定書で対象とされている犯罪の被害を受けた子どもの、締約国の刑事司法制度における取扱いについて。また、被害を受けた子ども、とくに人身取引の被害を受けた子どもがさまざまな罪名(利得を目的とする売春の実行または教唆/管理、売春宿の経営、窃盗および大麻草の栽培を含む)で逮捕されかつ告発されていること。 (b) 危険な状況ある子どもまたは選択議定書で対象とされている犯罪の被害を受けた子ども(とくに、被害を受けた子どもの特定について十分な訓練を受けていない出入国管理官と接触するのが一般的である、港に到着した子ども)の特定に対する、全国的なかつ機関横断型のアプローチが定められていないこと。 (c) 被害を受けた子どもに対し、資格のある弁護士代理人に無償でアクセスする権利が認められておらず、かつ、締約国が、選択議定書で対象とされている犯罪の被害を受けたすべての子ども(人身取引被害者を含む)に対して独立した後見人を任命していないこと。 (d) 入国許可発給手続(家族再統合事案における手続を含む)に子どもの最善の利益の評価が含まれていないこと、および、年齢鑑別に関する法定指針が定められていないために実務担当者が判例および鑑定意見に依拠しなければならず、年齢鑑別のために用いられている手法の質のばらつきおよびこれらの手法における一貫性の欠如が生じていること。 (e) 被害を受けた子ども(人身取引の対象とされた子どもを含む)が、それぞれの法域で被害賠償を受けることとの関連でさまざまな実際上および法律上の障壁に直面していること。 39.選択議定書第9条第3項に照らし、委員会は、締約国が、選択議定書で禁じられた犯罪の被害を受けた子どもに対し、十分なかつ無償の法律扶助ならびに心理的、医療的および社会的支援を提供するよう勧告する。委員会は、具体的には、締約国が以下の措置をとるよう勧告するものである。 (a) 選択議定書で対象とされている犯罪の被害を受けた子どもの権利を保護するための機構および手続を設置する(刑事司法制度における訴追を行なわない明確な義務を定めることも含む)とともに、これらの子どもが法執行機関および司法機関によって犯罪者ではなく被害者として扱われることを確保すること。 (b) ジェンダーおよび年齢に配慮した事情聴取手法についての訓練を受けた有資格の専門家が友好的かつ安全な雰囲気のもとで行なう、被害を受けた子どもの身元の明確かつ包括的な評価(締約国が計画しているように人身取引の被害を受けた子どもを対象とするものおよび主要な港湾で実施されるものを含む)を確保するための全国的制度を確立すること。 (c) 刑事司法手続において子どもの最善の利益を保護するため、資格のある法定後見人を可能なかぎり迅速に任命することを優先させるとともに、被害を受けた子どもが、後見人の任命まで庇護申請手続その他の手続に付託されないことおよび有資格の弁護士代理人に無償でアクセスする権利を認められることを確保すること。 (d) 被害を受けた子どもの権利および利益を保護する目的で、人身取引の被害を受けた子どもを対象とする入国許可発給手続(家族再統合事案における手続を含む)に子どもの最善の利益の評価が含まれることを確保するとともに、年齢鑑別手法の一貫性を確保するために年齢鑑別についての法定指針が採択され、かつ当該鑑別が科学的な、安全な、子どもおよびジェンダーに配慮した公正なやり方で実施されることを確保すること。 (e) 北アイルランドおよびスコットランドを含むすべての法域で、被害賠償を受ける権利についての体系的情報を提供すること等も通じ、被害を受けた子どもが権利侵害についての被害賠償にアクセスすることが促進されかつ保障されることを確保すること。 VIII.被害者の回復および再統合 40.委員会は、スコットランドにおいて、子ども(スコットランド)法第22条に基づき、地方当局がその地域の子どもの福祉を保護しかつ促進する義務を有していることに、積極的側面として留意する。委員会はまた、締約国がイングランドおよびウェールズで虐待の被害を受けた子どものための制度横断的治療を試験的に実施していること、および、犯罪被害者実務規範(2006年、「被害者規範」)に基づき、犯罪被害者に最低水準の支援を受ける法的権利が認められていることにも、積極的側面として留意するものである。しかしながら委員会は、被害者規範において、子どもの被害者に対する保健面の支援、社会的支援および心理的支援との関連で権利がほとんど保障されていないこと、ならびに、子どもの被害者を対象とする既存の心理的支援サービスは不十分であり、かつ締約国全体で異なっていることを懸念する。委員会はまた、被害を受けやすい状況に置かれた子どもを対象とするサービス提供を強化するための追加的措置が掲げられている当該実務規範および2008年子ども青年法が北アイルランドには適用されないことも懸念するものである。 41.委員会は、締約国に対し、その管轄地域全体で、選択議定書で対象とされているすべての犯罪の被害を受けた子どもの回復および再統合(このような被害者の全面的な社会的再統合ならびに身体的、心理的および心理社会的回復を含む)のための包括的措置を採択するよう促す。委員会はとくに、締約国が以下の措置をとるよう勧告するものである。 (a) 選択議定書で対象とされている犯罪の被害を受けた子どもを対象とする子ども中心のサービスへのアクセスを増強するために十分な人的資源、財源および技術的資源を配分するとともに、必要なときは締約国の管轄地域全体で児童精神保健専門家および心理社会的支援サービスにアクセスできるようにすること等の手段により、医療ケア、心理社会的ケアおよび心理的ケアのためのサービスを引き続き発展させること。 (b) 人身取引、買春およびポルノグラフィーの被害を受けた子どもの救出、送還、リハビリテーションおよび再統合の指針となる明確な措置(被害を受けた外国籍の子どものための特別な援助ならびに「最善の利益認定」に基づく送還およびフォローアップに関する明確な手続を含む)をとること。 (c) これらの勧告に実施に際して国際連合難民高等弁務官事務所の技術的援助を求めること。 IX.国際的な援助および協力(第10条) 多国間、二国間および地域間の取り決め 42.選択議定書第10条第1項に照らし、委員会は、締約国に対し、選択議定書が対象とするいかなる犯罪についてもその防止、摘発、捜査ならびに当該犯罪に責任を負う者の訴追および処罰を向上させる目的で、とくに近隣諸国との多国間、地域間および二国間の取り決めを通じ、引き続き国際協力を強化する(当該取り決めの実施を調整するための手続および機構を強化することによるものも含む)よう、奨励する。 X.通報手続きに関する選択議定書の批准 43.委員会は、締約国が、子どもの権利の充足をさらに強化する目的で、通報手続に関する子どもの権利条約の選択議定書を批准するよう勧告する。 XI.フォローアップおよび普及 フォローアップ 44.委員会は、締約国が、とくにこれらの勧告を関連の政府省庁、議会ならびに国および地方の公的機関に送付して適切な検討およびさらなる行動を求めることにより、この総括所見に掲げられた勧告が全面的に実施されることを確保するためにあらゆる適切な措置をとるよう勧告する。 総括所見の普及 45.委員会は、選択議定書、その実施および監視に関する議論および意識を喚起する目的で、締約国が提出した報告書および文書回答ならびに委員会が採択した関連の勧告(総括所見)を、インターネット等も通じ(ただしこれに限るものではない)、公衆一般、市民社会組織、若者グループ、専門家グループおよび子どもが広く入手できるようにすることを勧告する。 XII.次回報告書 46.選択議定書第12条第2項にしたがい、委員会は、締約国が、議定書の実施に関するさらなる情報を、子どもの権利条約条約第44条にしたがって提出される、条約に基づく次回の定期報告書に記載するよう要請する。 更新履歴:ページ作成(2015年6月14日)。
https://w.atwiki.jp/jfsdf/pages/725.html
712 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/17(水) 17 44 38 ID /S7Ym6Vw0 「“節電中”とかいう割りにファストフード店とか冷房ガンガンじゃね?」と思う303です。 それとも、外がサウナのように暑いから冷房ガンガンに感じるだけなんでしょうか。 という訳で、今日は少し涼しくなる(?)掌編を投下します。 昔の話を掘り返して恐縮ですが……。 vol.20の 400にて、『怪しい伝説』の検証を「2ポンド砲では18ポンド砲の参考事例にならない」 というような事を書いたのですが、番組を見返してみると2ポンド砲ではなく6ポンド砲でした。 戦列艦はともかく、フリゲートやコルベットだと6ポンドクラスも積んでたので、ある程度参考にはなりそうかな? しかし、その大砲は米国の南北戦争で使われたタイプ(二輪の陸戦用)の“レプリカ”だそうで、ちょっと判断に困る。 番組では破片自体は発生していたし、砲弾の速度も音速を超えていたので、 やっぱり砲弾の直撃でなくても、弾道の傍に立っていたら何らかの怪我なりはしそうですね。 小さな破片が刺さるだけでも、当時の劣悪な衛生環境では感染症の原因になり、それが死因になる 可能性も考えられますから、散弾銃のような即効性は無くても、軽傷でも嫌なことには変わりないでしょう。 そして6ポンド砲(つまり弾丸重量は約2.7kgですよね?)であの威力だとすると、 1/2バルツ砲(弾丸重量約2.5kg)でも八九式軽戦車の正面装甲を貫けるんじゃないかと。 F世界陸軍の野戦砲でも、皇国軍戦車を普通に討ち取れるとなると、 根本的に書き直しが必要になるかもとビクビクしているのですが。 まあ、そうなったらそうなったで“皇国版九七式中戦車”を派遣するという新たな道も出てくる訳ですが、 兵装面での派手さが増せば増すほど、補給が立ち行かなくなるというジレンマと戦っております。 海軍の主力戦艦群はともかく、陸軍の百式重爆とか百式中戦車辺りはいつか出したいですが。 エレーナ「皇国の元世界には“ロシアンルーレット”なる度胸試しがあるらしい」 F世界兵「どういったものでしょう?」 エレーナ「弾が入っているかどうか不明なピストルを使い、自分の頭を撃つそうだ」 (ごそごそ) エレーナ「という事で、皇国軍に皇国式のピストルを借りてみた。無事だったら褒美をやろう」 F世界兵「はっ! やってみます!」 皇国将校「ちょ、それ自動拳銃……」 713 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/17(水) 17 46 45 ID /S7Ym6Vw0 674 さりげなくても、wktkして頂けるだけで本望です。 675 「習志野(富士山麓)演習場で僕と握手! 皇国文字で『臥薪嘗胆』や『突撃一番槍』なんかの毛筆色紙も貰えるぞ!」 676 軍民交流の場。基地際(習志野の演習とか、軍艦見学とか) のようなものが戦前から皆無だった訳では無いようですが、 他国の一般人に戦艦の内部見学を許す(勿論、見学禁止の区画はあるでしょう) とかは流石にやってなかった筈(私の知る限り。実はやってたかも)なので、 書いている私自身の『自衛隊や米軍の開放的なイメージ』が行き過ぎたかも。 と思ってしまったり。 帝国主義がまだ消え去っていなかった時代に、そこまで開放的に軍隊の見学を許しただろうかと。 一般見学者が普通に自衛艦の艦橋に登って(CICは駄目っぽいですが)、 艦長席に座って、帽子被って双眼鏡持って艦長気分で展望しつつ記念撮影! というような一般公開は、果たして成されるであろうか……。 皇国本土に各国要人を招いての『総合火力演習』も、外交や 軍事面での示威活動と防諜面との兼ね合いが難しそうです。 677 食品の欧米化(洋食の普及)が進んでいるといっても あくまで“史実の昭和10年代よりは”進んでいるだけで、 現代日本のように、ある程度大きな町ならファストフードや ファミレスの1つや2つあって当然みたいな世相ではありませんから。 庶民が洋食を口にする機会が、史実よりは多いという程度で、 皇国でもまだまだ、ハンバーグステーキとかは舶来のお洒落な食事です。 激安ステーキ屋で、450g(1ポンド)のステーキがライスとサラダに スープもついて1000円(皇国の物価ならば60銭くらい?)とか、 そんな世界は皇国人にも想像出来ないかと。 現代日本における格安牛肉の供給源であるアメリカやオーストラリアと 切り離されてますから、神賜島での畜産が余程大規模にならない限り、 皇国の庶民が気軽にステーキとか牛丼とか食べられる時代は……。 うま味調味料は、F世界の庶民には特に衝撃が大きいかも知れません。 王侯貴族にとっても、欧米に留学したような皇国人のシェフからすれば “発展途上の西洋料理”であるF世界料理を“破壊”するパワーはあるでしょう。 F世界は宗教的に牛やら豚やらのエキス禁止とかの地域が無いので、どんな材料を使っても売れますからね。 うま味調味料そのものより、『うま味』とか『出汁』とかの考え方が、F世界にはありませんでしたから。 714 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/17(水) 17 49 27 ID /S7Ym6Vw0 678 皇国商品の値段は、赤字を承知で現地の物価に合わせました。 貿易で利益を出すのが目的でなく、現地民との交流(親善)が目的なので。 702 皇国の国産砂糖で、サトウキビ由来のは沖縄での生産。 大半は北海道のテンサイ由来で、転移前からの輸入品の在庫もあれど、潤沢とは行きません。 天然の砂糖は高級品で、転移前からズルチンとかサッカリンとかも普通に店頭に並んでます。 輸出するとしたら、「極秘製法の高級砂糖」というブランド品として少量販売でしょう。 703 ビー玉で交易のネタは、お約束ですか。 F世界にガラスは存在しますが、皇国製のような品質は無く、歪んでたり濁ってたりが普通。 球体信仰のある世界で、真球に近く透明なビー玉は、本物の宝石に近い扱いかもしれません。 ビー玉と金貨くらいの交換なら、珍しい物好きの貴族とか富裕層なら普通に成立しそうです。 704 バター取引? ビー玉とバター500gくらいなら余裕でしょう!(違) この世界での生き方を少しずつ学んでいる皇国は、正貨の代わりに物品で支払う、実質的な物々交換もやってます。 705 皇国が塩を売って、F世界側が同じ重さの金塊で買うというような事でしょうか? 1、塩が十分な裕福な土地なら、高く売れない(買ってくれない)。 2、塩が不十分な貧乏な土地でも、高く売れない(買うお金が無い)。 皇国の物価(人件費)の方がF世界より高い事を考えれば、輸送費とか含めれば塩の輸出は赤字ではないかと。 一部の甘味等の“高級品”を除けば、食料を輸出するより輸入する側なのが皇国の現状でしょう。 海に囲まれている皇国だって、海沿いの塩生産地から都市部や山間部に あまねく輸送せねば、皇国自身が塩不足になって死んでしまいます。 神賜島開発事業が進むまで燃料統制中ですから、輸出の為に塩を増産する余裕なんて無いです。 輸出品として船に積むならソルトよりシルクでしょう。 欧米への販路が消滅して困っている人が大勢居ますから。 706 707 確かに、塩に関しても皇国は輸入する側ですね。 石油と違って、今すぐに東西大陸から手に入る優先度の高い“必須輸入品目”であっておかしくない。 今までは食糧(主食に供する為の小麦類)の輸入狂騒劇の事ばかり書いてましたが、塩も輸入しないと。 困った時は神賜島ですけれど、輸入より神賜島の岩塩鉱を開発する方が手っ取り早いか。 製鉄の町シュトルミーセンでは、たぶん岩塩も豊富に採れるのでしょう……なんてご都合主義。 現代でも、国内で生産される塩が食用にしか使われないのなら自給率100%超ですけど、 工業用の需要を含めると自給率は10%程度で、昔より塩の生産性が高くなってもそうですからね。 皇国も、塩の自給率を上げるためにイオン交換膜式の製塩を大規模に行わねばならなくなりそうです。 現代の資源やエネルギー馬鹿食いの先進国程でなくても、近代的な工業国にとっては死活的に必須な 資源が山ほどあって、文明から切り離されるとにっちもさっちも行かなくなるという想定は執筆の 大前提のつもりでしたが、予想を上回るにっちもさっちも行かなさ具合で……先が不安です。 現代日本がF世界に転移だったら死ぬだろうし、戦前日本でも死ぬだろうからと、 適度にアメリカナイズされた都合の良い皇国という舞台を設定しても危うい。 神賜島という保険をかけて置いて良かった(笑) 708 709 710 711 皇国がイオン交換膜式を自力開発するまでは、従来の入浜式塩田 に代わって、流下式塩田を主力にする時代が続くかもしれません。 研究自体は史実でも戦前からやってたみたいですので、皇国世界なら 技術的にも、昭和10年代までに実用化されていてもおかしくはないかなと。 その後は、昭和30年代~40年代までにイオン交換膜式の実用化でしょうか。 『イオン交換膜で製塩された塩は人工的な方法で抽出された、ただの塩化ナトリウム。 工業用としてはともかく、食用としては純度が高すぎて健康に悪い。 天然の岩塩や昔ながらの製法で作られた塩の方が健康に良い』 という“自然製法万歳”的な言説が皇国で響くようになる時代は来るでしょうか? 716 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/17(水) 17 59 33 ID /S7Ym6Vw0 投下致しました。 以前、海軍の次期主力艦上戦闘機の話を書いたので、今日は陸軍です。 東西大陸での活動が主なので、どうしても陸軍が前面に出てきます。 本編でも余話でも、リンド艦隊を壊滅させた一航艦のような派手な海軍の活躍は、もう無さそうです。 海軍の活躍を望まれる方には申し訳ないのですが、太平洋戦争みたいな「海軍が主役!」みたいな戦争は不可能だろうなぁ……。 追記。 583でお聞きしました『皇国が転移してくる前』の話。 完全に書き上がっては無いのですが、『皇国召喚』に出てくる 人物に絡ませる関係で、いずれ投下させて頂くかも知れません。 何故皇国は新参の癖にリンド王国の南進政策を知り得、ユラ神国もそれに対して 内心焦ってたのか、辺りの前日談と言えばそうなるかなぁ? 程度の接点ですが、 この過去話が無くても本編に影響無いといえば無いので、まだ迷ってます……。 自分の為だけに新スレを立てるのも不味いと思うので、ここでなければSSスレがやはり無難でしょうか。 728 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/23(火) 22 20 48 ID .jPluDd.0 『皇国召喚 ~魔法あり版(?)~』 (◕‿‿◕)「僕と契約して同盟国になって、皇国軍の真の力を見せてよ!」 魔砲将軍「もう、何も怖くない……。“砲兵師団全力射撃 <ティロ・フィナーレ>”!」 (◕‿‿◕)「戦略資源の心配無用とか、1個師団に6個重砲兵連隊とか、わけがわからないよ!」 303 ◆「僕も自分で何を書いてるのか、わけがわからないよ……」 もし皇国召喚が魔法ありのお話だったらどうなってたかのシミュレートです。 それはともかく、本日も何か本編と関係ありそうで無さそうな掌編を、ちょろっと。 717 718 719 確かに、単純な運動エネルギーだけでなく弾丸や装甲の強度も考えないと駄目ですね。 史実の日本戦車や対戦車砲が、カタログスペックどおりの距離で米戦車を撃破出来なかったのは、日本軍の徹甲弾の強度不足という話も聞きます。 日本軍が自分で造った装甲は貫けるけれど、同じ距離で同じ厚みの米軍の装甲は貫けなかったという……涙々。 仰るとおり、F世界砲は球形の鋳鉄砲弾で徹甲弾ではありません。 表面硬化装甲に対して貫通は難しいとしても、リベットが飛んで中の人が怪我を負うような可能性はあると。 これが1/2バルツ砲ではなく、1バルツ砲でも結果は大して変わらないかなぁ。 装甲材が史実の中戦車より高品質だとすると、余計に無理かもという気もします。 車体や砲塔を溶接とか鋳造で成型したら、リベットが弾け飛ぶ事故も無くなるだろうし、そういう 最新式の戦車の場合、基本的な装甲厚が15mmとか20mmではなくて40mm以上だから、貫通は絶対無理だ。 正面装甲ではなく、側面や上面装甲でも貫通は無理でしょうか。 同じ1/2バルツ砲による側面からの砲撃か、飛竜による鉄球の投弾攻撃。 飛竜による攻撃は、1/2バルツではなく6バルツ(≒30kg)の鉄球を、高度200mから落下させるという想定とか。 高度200mからだと60m/s程度で落ちる筈で、1/2バルツ弾が250m/sで当たる場合の運動エネルギーより低いでしょうが。 鉄球に拘るより炸裂弾を使った方が良いのですかね。飛竜による対艦や攻城用の8バルツか10バルツの炸裂爆弾。 あるいはもう、攻城用臼砲(12バルツ砲)なら直撃すれば幾らなんでも八九式戦車くらい討ち取れるだろう。 直撃する確率とか、臼砲より戦車砲や随伴歩兵の機関銃の方が射程長いよね。という話は別問題として。 関係無いですが、機銃弾で沢山穴の開いた装甲の写真が蓮コラに見えて仕方が無いです……。 729 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/23(火) 22 21 31 ID .jPluDd.0 720 塩の価値が「無くても困らない」贅沢品や嗜好品よりも安定して高いのは歴史的に不変なのは承知しています。 生命維持という最も基本的な観点だけで、人間もそうだけれど、家畜も塩がないと死んでしまいますからね。 しかし、塩が「無いと困る」製品であるのは皇国にとっても同じで、輸出に回すほどの在庫が無いだろうというのが話の主旨です。 何故なら、国民一人当たりの塩(食用、工業用)の消費量という意味では、皇国の方が圧倒的にF世界諸国よりも多いから。 金鉱山を持っていた内陸の武田氏が、今川氏と北条氏に塩を止められて 困った話もありますし、裕福でも塩不足という土地は確かにあるでしょう。 例えば、本編でも何度か出ているリアン様のポゼイユ領に、岩塩鉱や塩湖等はありませんから、 もしも国内や他国の生産地からの塩取引が停止されてしまえば、大変困った事になるでしょう。 そこまで本気で困った事態になったら、皇国も終戦処理で世話になった手前、ポゼイユ侯爵に 塩を売るという選択肢も出てくるとは思いますが、そうでない限り売るほど余ってない訳で。 他の方が重要な点を指摘して下さいましたので、私の方から改めて書くのもアレですが……。 皇国の内政は“史実の日本より工業化が進んでいる=塩の消費量も史実より多い”という事です。 石鹸やパルプを作るのにも、ボーキサイトからアルミニウムを製品化するのにも必要な資源ですから。 現代日本の消費量から推測すると、皇国が今後も工業の発展を続けていくなら、 皇国本土と神賜島でのイオン交換膜による海塩生産と、神賜島からの岩塩生産が 軌道に乗って、漸く自給率が満たされる。といった感じではないかと考えています。 ビー玉を輸出するしない以前に、それを作るためのガラス生産にも塩が必要な筈です。 そしてガラス製品は、ビー玉という「無くても困らない」物だけではありません。 皇国が売りたくて、ビー玉のような詐欺にもボッタクリにもならないのが“シルク”では? 高品質なものに適正な高値がつくのはボッタクリじゃないですから、相手が絹織物に 相応の価値を認めれば、同じ重さの絹と金を交換したって何も問題無いと思います。 豊かではない平民に押し売りしたら駄目ですけど、貴族や豪商のような 富裕層が相手なら、欲しがる人が一人も居ないとは考えにくいでしょう。 皇国人と結婚したリンド女王への“友好の証しとしての贈呈品”に 十二単でも贈れば、販路の開拓にかなり有効だと思っています。 和服のシャーナ様が描きたいという他意はありません。 730 :303 ◆CFYEo93rhU:2011/08/23(火) 22 22 23 ID .jPluDd.0 721 仰るとおり、売るほど無いんです。 塩を食用だけに限るならともかく、工業用としても使うなら不足します。 史実日本より塩の生産量が多くても、史実日本より工業化が進んでいるから、皇国の自給率は史実日本と大差無い筈。 皇国の塩が特別に高品質という訳でも無いですから、「皇国の塩を高値で売って、それで金銀を得て、現地の安い塩を大量に買う」という方法も、恐らく無理。 リンド王国には北部にスコルマードという、王国の岩塩生産の半分以上を担う都市がありますが、幾ら同盟国とは言え流石にそこの採掘権を皇国が買うとかも無理でしょう。 そこまで皇国に国家の根幹部分を握られたら、リンド王国の(史実日本における)満州国化に拍車がかかりますし、女王陛下も列強国の君主として譲れない一線はありますから。 722 今も「水資源争奪戦」という「生活必需品のぼったくり」が行われてる地域がありますから、根深い問題ですね。 「水が欲しけりゃ売ってやる。10万円/リットルな!」みたいな事やられたら、恨んでも恨み足りないでしょう。 「金貨よりも大切な水」を盾にされたら、戦争やテロリズムの原因になってもおかしくない。 汚水とか海水を含めた「水という物質」そのものは地球に有り余ってますが、飲料水や生活用水として利用可能な水は全体の0.1%にも満たないのでしたっけ。 塩の問題も、友好国や同盟国に適正価格で売るならともかく、ふっかけ過ぎれば反感を煽るだけになるでしょうね。 生活必需品でないビー玉や絹だからこそ、ふっかけても「買う奴の自由」で済む問題とも 考えられますし、せっかくの友好関係をこちらからぶち壊したら、皇国はいよいよ死ぬ。 皇国がどこの国の統治下にも無い辺境地域に眠る地下資源を手に入れるため、そこの住民に対して「現物支給で働かせる」とかも考えてたんですが……恨みを買うかな。 技術的に古代か中世レベルの辺境地域に揚浜式塩田等を無償整備してやって、その塩を「サラリー」にした上で製鉄とか農業やらせて大陸方面の需要の一部に充当。 『辺境地域が発展しちゃうと大国が欲しがる → 戦争の火種発生』という事になりかねないから、スルーするのが賢いのでしょうか。 724 726 色々と情報提供ありがとうございます。 “F世界の需要を創出する”という意味で、マッチ等の輸出もありかと 思っているのですが、マッチの生産には塩ビが必要だったような……? 逆に、苛性ソーダ等の塩化ナトリウム関係の物質を一切必要 とせずに生産可能な工業製品って、どんな物があるでしょうか。 皇国がこの先生きのこるには……!?
https://w.atwiki.jp/pokecharaneta/pages/717.html
探偵オペラ ミルキィホームズ ミルキィホームズ主要キャラ ミルキィホームズ フェザーズ その他 怪盗帝国 Genius4 茉莉音の関係者 その他 コメント タイプ1:エスパー タイプ2:フェアリー 株式会社ブシロードによるメディアミックス作品。 基幹はゲーム版だがそれに先駆けて2010年10月から12月にアニメ版が放送された。 テレビアニメの続編も製作されており、第2期が2012年1月から3月まで、第3期が『ふたりはミルキィホームズ』のタイトルで2013年7月から9月まで、第4期が『探偵歌劇 ミルキィホームズTD』のタイトルでTOKYO MXほかにて2015年1月から3月まで放送された。 2016年2月から『劇場版 探偵オペラ ミルキィホームズ〜逆襲のミルキィホームズ〜』がポニーキャニオンとブシロードミュージックの配給で公開された。興行収入は4700万円。同年12月31日に『探偵オペラ ミルキィホームズ ファンファンパーリーナイト♪ 〜ケンとジャネットの贈り物〜』が放送された。2017年12月31日に『おおみそかだよ!! ミルキィホームズ+ 2017』内で『アルセーヌ 華麗なる欲望』を放送。2018年12月31日には『大みそかだよ!! ミルキィホームズ 2018』内で『探偵オペラ ミルキィホームズ サイコの挨拶』が放送され、これにてアニメ作品は完結となった・・・と思われた矢先、「『A3!』SEASON SPRING & SUMMER」が新型コロナウイルスの感染拡大の影響で第4話以降の放送が延期された際に『ふたりはミルキィホームズ』が2020年02月24日から3月30日まで再放送したことがある(ただし声優ユニットの「ミルキィホームズ」が2019年1月28日に解散した為、アニメパートのみを全6回で放送)。 ミルキィホームズ 主要キャラ シャーロック・シェリンフォード(シャロ) ピッピorタブンネorデデンネ エルフーン:バトルシャトレーヌ4姉妹で統一するなら(ラジュルネのイメージカラーは赤色)。声優繋がり。 ジバコイル:「ポケモンメザスタ」のスターポケモン+アナライズで統一するなら エーフィ:ブイズで統一 いましめられしフーパ:輪っか繋がり 性別:♀ 性格:がんばりや 持ち物:こうかくレンズ(ネコミミ虫メガネ)/バンダナ系(下記参照) 技:サイコキネシス(念動力)、かわらわり(バリツor会心のチョップ)、かみなりorひかりのかべorビーム系(アニメ版の超能力) 備考:きいろのバンダナ(外見重視)またはピンクのバンダナ(効果重視)を持たせよう。 譲崎ネロ スピンロトム:黄と橙の色調から。 ピカチュウ:同上+「ポケモンメザスタ」のスターポケモンで統一するなら 色違いのブーピッグ:バトルシャトレーヌ4姉妹で統一するなら(ラニュイのイメージカラーは黄色)。夢特性くいしんぼう推奨 ブースター:ブイズで統一 性別:♀ 性格:れいせい(ゲーム版)/やんちゃ(アニメ版) 個性:たべるのがだいすき 持ち物:こうてつプレートorお菓子系(ふしぎなアメ、ハートスイーツ等) エルキュール・バートン(エリー) キノガッサorニャオニクス ヘラクロス:「ポケモンメザスタ」のスターポケモンで統一するなら 色違いのマリル:カラー+特性は「ちからもち」推奨。 マルノーム:バトルシャトレーヌ4姉妹で統一するなら(ルミタンのイメージカラーは緑色)。髪の色合い&瞳が赤だから。 リーフィア:ブイズで統一 性別:♀ 性格:おくびょう、てれや 技:ビルドアップ、メガトンパンチorかいりき(怪力・重量増加・硬化) コーデリア・グラウカ ジラーチ:「ポケモンメザスタ」のスターポケモンで統一するなら ラフレシア:2期8話の出来事から。 フラエッテ(あおいはな):髪型+愛称「お花畑」から。 ドレディア:同上 パチリス:バトルシャトレーヌ4姉妹で統一するなら(ルスワールのイメージカラーは青色)。 ハーデリア:名前的に オーダイルorドダイトスorトゲキッスorウルガモス:アニメ版では「ポケモンガオーレ」でのグレート4及び「ポケモンメザスタ」のスターポケモンでは噛み合わせの悪い性能から。 グレイシア:同上+ブイズで統一 ジャラランガ:武術家(かくとうタイプ)+対戦環境の境遇が似ているので(ゲーム版:ウルトラサン・ウルトラムーン時代 アニメ版:サン・ムーン時代)。 性別:♀ 性格:のうてんき 個性:かんがえごとがおおい(妄想) 技:めいそうorソウルビート(五感強化)、アイアンヘッド(「ポケモン+ノブナガの野望」では相手を1マス後ろに押し出すので、トゥエンティに体当たりを再現)、はなびらのまい(私のお花畑ぇ~) 備考:公式サイトに、トイズが『性格との不一致が残念。』とあるので、特攻か特防が下がる性格にしよう。アニメ版では暗い場所が苦手なので真っ暗な洞窟の中では戦わないこと ミルキィホームズ フェザーズ 常盤カズミ ゼクロムorブラッキー ボーマンダ:「ポケモンメザスタ」のスターポケモンで統一するなら。使い手のヒガナは「ポケモンマスターズ」での声優繋がり ジュナイパー:同上+武器が弓矢であるのが点から 性別:♀ 性格:ゆうかん 個性:きがつよい 技:かげぬい(アロー) 明神川アリス レシラムorニンフィア チルタリス:「ポケモンメザスタ」のスターポケモンで統一するなら。カズミとは幼馴染なので同タイプ 性別:♀ 性格:おとなしい 個性: 技:リフレクターorひかりのかべ(バウンド) 備考:カズミと一緒にダブルバトルに出そう。 その他 ヌケニン:小林オペラ カラーリングと、『トイズを失くした・探偵を引退した』的な意味で。 個性:考え事が多い、抜け目が無い ドレディア:エラリー姫百合 おさきにどうぞ(『強制発動』のトイズ)必須 怪盗帝国 アルセーヌ/アンリエット ゾロアーク:特性、イリュージョンで幻惑のトイズ。 ロズレイドorマスカーニャ:見た目、雰囲気重視。 ムウマージ:見た目、雰囲気重視。 ニドクイン:色調重視。 ミロカロス:美しい&催眠術(幻惑のトイズ) 特性は夢特性のメロメロボディ推奨 色違いのサーナイト:通常版でアンリエット、メガシンカでアルセーヌを再現できる。 シャワーズ:ブイズで統一 フリーザー:雰囲気的に ニャース:アニメ版のロケット団が似たようなことをやっているので アシレーヌ:名前が似ている ゾロアーク以外の場合、幻惑のトイズはかげぶんしん等幻惑っぽい技で代用。 怪盗なのでどろぼうも忘れずに。てだすけやゆうわく、メロメロもあるとなお良し。 トゥエンティ/二十里 海 ズルズキン:特性だっぴ(服を脱ぐ) ドンカラス:特性じしんかじょう ロズレイド:見た目、雰囲気重視 ゾロアーク:特性イリュージョン(変装のトイズ) メタモン:特性かわりもの(変装のトイズ) 色違いのコータス:からをやぶる習得可。特性だっぴ=『スーパーポケモンスクランブル』で通り名が付きやすい「たちなおり」 ミミッキュ:特性ばけのかわ(変装のトイズ) いずれもじこあんじ(自分自身に酔いしれる感じ)必須 ストーンリバー/石流 漱石 キリキザン:きりさく又はつじぎり必須 性格まじめ 個性 とてもきちょうめん推奨 もちものはピッピにんぎょう(人形化のトイズ) カブトプス:タイプ(いわ・みず)が名前に合っている上に剣技も色々使えるので ザングース:かなしばり(人形化のトイズ)と剣技を覚えさせよう ラット/根津 次郎 ミルホッグ:かえんほうしゃ(炎のトイズ)必須 性格なまいき 爆弾を使うのでシャドーボール、きあいだま、なげつける等を覚えさせてもいいかも ラッタ:火炎玉を持たせた根性型推奨 かえんぐるまも出来れば覚えさせておきたい ヒノアラシ:『ひねずみポケモン』。ひのこ必須。 ヤトウモリ:名前ネタ(夜盗)&ほのおタイプから 強さを重視するならバクフーンでかえんほうしゃやだいもんじでも可。 Genius4 明智小衣 ランクルスorフーディン:天才少女なので クチート:特性いかく必須 ライチュウ:イメージ・色合いから。 プリン:アニメの特番でアイドル歌手をやっていたので。TD(アニメ4期)でも「花崎マミュ」として登場。 デスマス:仮面を持っているので 性別:♀ 性格:いじっぱり、なまいき 持ち物:こころのしずく(名前ネタ)/ポケダン時闇空の場合おうごんのかめん 技:いばる(自分のIQを自慢)、いちゃもん(こころちゃん言うなー)、メロメロ(神津に対して)、てだすけ(合同捜査)、なりきり(万博のマスコット)、まもる(最新G型シールド)、こうそくいどう(セグウェイ)、うたう(ココロノエデン)、やつあたり、ちょうはつ、わるだくみ等 備考:かしこさのコンディションもMAXにしておこう オニドリルorキングドラorジュカインorジュナイパー:銭形次子 素早さ全振り推奨。前者2体の特性はスナイパー必須 ルカリオorニョロボン:長谷川平乃 格闘技必須。性格 まじめ ムシャーナorプクリンorポリゴン2:遠山咲 特性 ムシャーナはよちむ、プクリンはおみとおし必須。技構成は味方をサポートする感じの構成で。性格 のんき ミュウツーorゼブライカorカミツルギ:神津玲 ゼブライカはカミツレ的な意味で。もちものはこだわりメガネ 茉莉音の関係者 メロエッタ:天城 茉莉音 いにしえのうた必須。 ゴチミル:法条 美樹 性格おっとり エンペルト:プロデューサーさん サーナイト:マネージャーさん 髪型が似ているので。 チェリム:千田 元子 その他 ニャースorブニャット:かまぼこ どろぼう(朝食のパンを)推奨 ミカルゲorダークライ:怪盗L さいみんじゅつ(精神操作のトイズ)必須 その他の技は、うらみ・やつあたり・ちょうはつ(小林に対して)、ふいうち、だましうち、おきみやげ等を推奨。 バシャーモ♂:ごぼ天 バルチャイは♀しかいないので× ハハコモリorヒードラン:森・アーティ 前者はジムリーダー繋がり、後者はゴ○ブリに例えられるので ブーピッグorチャオブー:ブー太 マイナン:メアリー プラスル:ケイト 上記のメアリーと一緒にダブルバトルに出そう メガヤンマ:アイリーン・ドアラー どろぼう(小衣を誘拐)必須 カイリキー:ペロ・グーリ ドーブル:チェリー画伯 スケッチ必須 ポリゴン2:ポポロMk-II ズルズキン:モヒカン コメント 名前 コメント すべてのコメントを見る ・ネロ スピンロトム。電子機器操作、黄と橙の色調。 ・アルセーヌ どう考えてもゾロアーク。特性イリュージョン、技どろぼう。 ・トゥエンティ ズルズキン。脱皮(服を脱ぐ)。 ・かまぼこ ブニャット。 -- (【ポケモンBW】にこにこぷん×ポケモンでランダム【20代ホイホイ】) 2022-10-12 20 12 22 茉莉音の関係者 メロエッタ:天城 茉莉音 いにしえのうた必須。 ゴチミル:法条 美樹 性格 おっとり エンペルト:プロデューサーさん サーナイト:マネージャーさん 髪型が似ているので。 チェリム:千田 元子 -- (名無しさん) 2022-04-03 21 15 40 御三家、フェアリータイプの追加をお願いします。 -- (ユリス) 2017-07-09 15 44 39 ミルキィホームズとアルセーヌを歴代ヒロインのポケモンで統一するなら、 シャロ様 キバゴ(超能力が使える者同士) ネロ トゲピー(髪の色が一致) エリー アチャモ(腕力ある者同士) コーデリア フォッコ(雰囲気) アルセーヌ ポッチャマ(ネロと同じ) 怪盗帝国3カードを歴代男性同行者で統一するなら、 ストーンリバー グレッグル トゥエンティ ヤナップ ラット ハリマロン -- (トザタク) 2015-10-22 00 14 28 コーデリアはブルンゲルで良いんじゃないでしょうか? 口とか... -- (名無しさん) 2015-02-14 21 41 22 天城茉莉音にメロエッタ(ボイスフォルム)はどうでしょうか? -- (名無しさん) 2015-01-09 07 42 52 追記 ふたりはミルキィホームズの明神川アリスと常盤カズミも アデクパに加えるなら、 明神川アリス アギルダー 常盤カズミ シュバルゴ 理由 対をなす二人といえば、この二体だと思います。 -- (ザキア) 2014-05-06 10 17 45 ミルキィホームズの中で私が選んだ6人を、 イッシュチャンピオンのアデクのBW2メンバーで統一するなら シャロ ウルガモス 理由 青い瞳同士。主役と言えるエース。「サイコキネシス」で 念力のトイズを再現。 ネロ ランクルス 理由 食べることが好きと言うことで、美味しそうな見た目。 「でんじは」等の電気技で電子操作のトイズを再現。 エリー ローブシン 理由 アデクパの怪力担当といえばということで。 コーデリア シャンデラ 理由 お姉さんらしい美しいのをチョイス。 「めいそう」で五感強化のトイズ、「れんごく」でお花畑を再現!? 小林オペラ ウォーグル 理由 オスしか存在しない数少ないポケモンということで。 アンリエット ワルビアル 理由 怪盗=悪タイプになりやすいが、彼女はミルキィホームズに 愛を持っており、善も宿す悪を持っている。ワルビアルもアニメでサトシの手持ちとして 大活躍した為、同じような悪を持った。 「すなあらし」等で幻惑のトイズを再現。 -- (ザキア) 2014-04-29 09 49 44 名前ネタですが、明智小衣はココロモリでもアリだと思います。 -- (リモーネ) 2012-11-29 21 24 58 それならルカリオでOKかと… -- (名無しさん) 2012-11-25 12 51 25
https://w.atwiki.jp/bf1943sentouki/pages/9.html
@wikiにはいくつかの便利なプラグインがあります。 アーカイブ コメント ニュース 人気商品一覧 動画(Youtube) 編集履歴 関連ブログ これ以外のプラグインについては@wikiガイドをご覧ください = http //atwiki.jp/guide/